10/21のデイリーイラスト「流浪の民」です。
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◇ ◇ ◇
「流浪の民」
他に心地悪きことすれば
自らもいずれ心地悪きこととなる
天に向かって遠く遠く刃(やいば)を投げれば
いずれ自分に向かって降りてくる
どうして
なぜ
永き時のうちに身につけた
その性かなしき
セイタカアワダチソウ・・・
◇ ◇ ◇
実はわたし「セイタカアワダチキリンソウ」って呼んでおりました(^^;
今日から改めます。
「セイタカアワダチソウ」です。
「セイタカアワダチソウ」が他の草を枯らして
繁殖力が高いことは周知の事実でございます。
根から他の植物を生えなくする物質を分泌しながら
縄張りを広げて群生していくのです。
また、
花の受粉率も高く、次々に子孫を増やします。
でも、実は根から分泌する物質は
自分の子孫にとっても毒となり
いずれセイタカアワダチソウ自身も
その地に繁茂し続けることが出来なくなって
引っ越しを繰り返す植物なのだそうでございます。
一所(ひとところ)に繁茂し続ければ
いずれ高木の影となり、陽光をうけられずに滅んでしまうため、
いっそ流浪の民になりましょう、と
一族で相談の上決めたのでありましょうか。
自然の神秘・・・自然の謎・・・
とても不思議でございます。
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