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10/11のデイリーイラスト「妖精のいる森」です。
この絵は一部分のトリミングです。全体は
artWorks＞Dailyillustration-04（2005.08.14〜）>>>>
のページでご覧いただけます。
◇ ◇ ◇
「妖精のいる森」
人もいる
妖精もいる
動物もいる
木々もいる
ここは妖精のいる森
アッシュダウンの森
◇ ◇ ◇
この絵は10月11日、日暮れ直前に
アッシュダウンの森の中で描きました。
この絵を描いていたわたしの背後、
ちいさな丘の向こうには鹿の家族が5-6頭。
おいしそうに草を食べていたのですが、
鹿を描くと逃げてしまいそうなので
あえて
鹿のいる風景ではなく
こちら側の木々を描きました。
もちろん背後に鹿の気配を感じながら・・・
アッシュダウンの森では日が暮れ始めると
あたりが真っ暗になるのはあっという間です。
この後、1時間もすると
すべての森は
漆黒の闇につつまれます。
・ ・ ・
10/10のデイリーイラスト「感謝」です。
この絵は一部分のトリミングです。全体は
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◇ ◇ ◇
「感謝」
無鉄砲な
わたしの旅
すべてを許し
同行してくれた
そして、ガイドも無し
経験も無し
予備知識も半端なまま
現地で調達する情報の数々
たくさんの方からの援助
たくさんの方の許しの上になりたった
今回のわたしのわがまま
一本の水がたまらなかった・・・
◇ ◇ ◇
この絵は10日と11日に宿泊したアッシュダウン・パーク・ホテルで10日に描きました。
何から何まで行き当たりばったり。
思っていたよりもずっとずっと広かった
アッシュダウン・フォレスト。
ちょっとご報告するのがはばかられるほど
ものすごく危険な目にも遭いました。
でも、すばらしく親切なイギリス人のご夫婦に助けられて・・・
今無事にこうして日本に帰ってくることができました(^^;・・・。
ろくに言葉の通じないわたしたちを
あたたかく迎えてくれたイギリスの国。
屋根があって水がある。
異国の人間がそこにいることを許してくれる。
そんな無鉄砲なわたしの旅を理解して
後ろからそっと支えつづけてくれる人。
それらすべてがものすごく暖かく
ものすごく美しいことなのだと実感しながら
描きました。
このボトルはホテルが用意してくれていたミネラルウォーターです。
とてもおいしかったです〜〜〜(^^)
・ ・ ・
10/09のデイリーイラスト「スカンジナビア半島上空」です。
この絵は一部分のトリミングです。全体は
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◇ ◇ ◇
「スカンジナビア半島上空」
高い空
翼越しの
雲
雲の下は
はるかな異国
スカンジナビア
◇ ◇ ◇
＊ただいま帰りました。現在日本時間2005/10/12の18時13分です。
イギリス旅行のご報告はまたちゃんと整理してご報告しますね。
取り急ぎdaily illustrationをアップ♪
本当は現地イギリスからアップしたかったのですが、
なぜか国際携帯電話のパソコン通信ができなくて残念。
出国前にDOCOMOの方に教えてもらって現地から接続できるはずだった
アクセスポイントがいったい何が間違っていたのか
wrong addressでアクセスできず・・・・(泣)
10/08のイラストになんとかイギリスからコメントを入れられたのは
i-modeで接続してコメントを入れた...というものでした。
以下は10/09にロンドンのホテルで書いたコメントです(^^)
これから10/10分、10/11分をつづけてアップして、
何とか今日中に10/12日分もアップいたします。
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ブリティッシュ・エアウェイズの飛行機、
ボーイング747 400の機内から窓から外を眺めた風景。
窓際のシートに座ってその場で描きました。
ここは高度3万フィートの上空です。
はるか彼方下方、見渡す限りの雲海がつづきます。
スカンジナビア半島のあたりでようやくすこーし雲の切れ間が
見えてきて、それがよけいに高さを感じさせていました。
12時間のフライトは長かったです〜。
そして、いまはロンドンのホテルにいます。
到着したときは曇り空でしたが
いましがたビッグベンと、
ウィストミンスター寺院と、
テムズ川を散歩してきたときには
すこし小雨が降りました。
宿泊ホテルの目の前は
現代風にガラス張りのスコットランドヤードの立派な建物です。
長い歴史を感じさせてくれる多くの建物と現代風の建物が雑居する街。
新旧のイギリスを感じました。
明日はまた早朝からアッシュランド・フォレストに向けて移動です(^^)
・ ・ ・
10/08のデイリーイラスト「うすいノートに思い出いっぱい」です。
この絵は一部分のトリミングです。全体は
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◇ ◇ ◇
「うすいノートに思い出いっぱい」
うすいノート
数ページのノート
旅の記録が、、、思い出が
凝縮されて
いっぱい いっぱい
◇ ◇ ◇
旅の荷物を
いかに少なくするか
奮闘中・・・・・
暖かくなってくれるのはとてもありがたいのだけれど
寒暖の差が激しくなるので
服が絞りきれず荷が減らない・・・
ほんとはTシャツ1枚、上着一枚くらいで
行きたいのに・・・・・
そしてほんとうに持っていきたいものは
画材やコンピュータの方なのに・・・・・
ああ・・・・うすいノートに思い出いっぱい・・・
今のわたしのあこがれです・・・(e_e)
・ ・ ・
10/07のデイリーイラスト「となりのススキ」です。
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◇ ◇ ◇
「となりのススキ」
となりのお宅から
道路にたわわにこぼれるススキ
近所を探してみたけれど
他にはぜんぜん見当たらないの
もうすっかり貴重なんだね
ススキたち
今日もう1箇所
道路沿いに
数本のススキが生えているのを
発見したよ
なんだかとっても得した気分
ススキ
街から消えないで
◇ ◇ ◇
大学3年の時、
課題で絵本を作りました。
わたしがつくった絵本は
「ぼく、くもがほしいんだ」という創作絵本。
その時は、今描いている絵と
わりとよく似た絵を描いていました。
最後のシーンには
いっぱいいっぱいのススキの絵を描きました。
ストーリーにススキは出てこないのですが
わたしが感じる普通の道に、とても必要な植物だったので
いっぱいたわわに描きました。
都会から離れれば
いまでも日本の風景の中で
ススキはいっぱい揺れているのでしょうか・・・？
ススキアレルギーの人もいらっしゃるかもしれませんし
ススキにまつわる悲しい思い出をおもちの方もいらっしゃるかもしれません。
なので、
必ずしも善と言うわけではないのですが
わたしの心の風景の中で
ススキは平和な植物なのです。
夏から秋へのやさしい風景の中。
これからもずっといつまでも
ススキに揺れていて欲しいです・・・。
・ ・ ・
10/06のデイリーイラスト「無垢な記憶のかけら」です。
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◇ ◇ ◇
「無垢な記憶のかけら」
目が明いたばかりのわたしは見た
音を聞き 光を見 影を見た
そこにものが存在することを認識し
覚えた
無垢な精神はやがて知識とともにしじまを破り
ふたたび訪れることの無い
白い感覚は
おごそかにわたしのもとを去った
その感覚はほぼ永遠に失われたが
記憶のかけらがエラーのように
消えかけた夢をときどき見せる
◇ ◇ ◇
先入観の無い感覚
無垢な感覚
それが何であるのか
まったく理解しないままに
興味津々でものを見る赤んぼう
この目
その鼻
その耳で
たくさんたくさん吸収してね
先入観を持つ前に
いっぱいいっぱい感じてね
きっとあなたは
その感覚の上に
人生のすべてを積み上げる
・ ・ ・
10/05のデイリーイラスト「もしも悲しくてしかたがなかったら」です。
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◇ ◇ ◇
「もしも悲しくてしかたがなかったら」
ぷこん・・・
・・・ぽこん・・・
ぴとん・・・
・・・ぽよん・・・
もしも悲しくてしかたがなかったら
ここへおいで
どうしてもしあわせの感覚をおもいだせなかったら
ここへおいで
ここは誕生するところ
たくさんうまれて
ここからはじまる
しばらくここにいるといいよ
悲しみをわすれて
しあわせの感覚をおもいだして
こころに笑顔が戻るまで
ゆっくりと
ここにいるといいよ
◇ ◇ ◇
以前聞いた話ですが
「死にたい」と電話で相談してきた人に
「あなたの部屋を片づけて掃除してからもう一度電話をください」
とカウンセラーの人が答えたら
相談者は素直に掃除をしてから再度電話をかけてきた。
そしてカウンセラーが「どうですか？まだ死にたいですか？」
と訊ねると「いいえ、もう死にたくなくなりました」と言ったそうです。
死ぬと言う深刻で重大な心の重さに対して
たかが部屋の片づけというのは
とても重さのバランスが悪いと思いませんか？
ところが、これはなかなか真理を突いていると思うんです。
部屋がちらかっていることは
心からとても多くの自由を奪ってしまうようです。
それも、かなりあなどれない奪い方をします。
自由を奪われると気力が萎えてしまいます。
気力が萎えている時は
1つでも2つでも、
自分に自由を取り戻してあげなければ.....。
1つ自由が取り戻せれば
2つめの自由を取り戻す気力が戻りますよね。
そうして1つ、また1つ、急がずに
自由を取り返していくことが大切なんですね。
でも、もしも、そのたった一つの自由を
取り戻す気にもなれない時は........
この絵の世界で少し休んでいって下さい。
のんぴりと ぷわぷわと。
・ ・ ・
10/04のデイリーイラスト「自由の鳥」です。
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◇ ◇ ◇
「自由の鳥」
さえずる自由
羽ばたく自由
飛ぶ自由
歩く自由
鳥の自由は幅広い
自分の意志で
自分の力で飛べる鳥
もしかしたら
その自由度の高さから
鳥がいちばんえらいかも・・・
◇ ◇ ◇
鳥を飼ったことは無い
鳥は大大大大だーーーい好き
外で鳥を見かけると
飛び去るまで眺めている
自然の中で飛び回り
さえずり
元気でいる鳥の姿を見ているのが好き
アルプスの少女ハイジが
クララの飼っていた鳥を
鳥カゴから出して
外に逃がしたエピソードがある
ハイジの気持ち
わかるんですよねぇ・・・・
・ ・ ・
10/03のデイリーイラスト「ふつうの街を振り返る」です。
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◇ ◇ ◇
「ふつうの街を振り返る」
意識せずにいつもある街
路地
電柱
夜は影になり
昼も影になる
意識しなくてもいつもある街
それが安心
それがわが家
◇ ◇ ◇
ほとんど軌跡のような1日が
また明日も続くことで
景色は変わらず継続される
突然爆弾で破壊されることも無く
天災が一晩で街を壊滅状態に変えることも無く
昨日までの風景と明日の風景は
ほぼ同じ状態で住み手を包んでくれる
いつもの街がいつもの風景でいてくれることが
意識しなくてもいられる大きな安心をあたえてくれる
わたしはわたしの住んでいる街が好きで
わたしの大切な人が住んでいる街が好き
・ ・ ・
10/02のデイリーイラスト「それぞれの憩いの場」です。
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◇ ◇ ◇
「それぞれの憩いの場」
近くの公園に来た
電車なら一駅
自転車なら約15分
今日は憩うには最高の天気
水場でカモが憩う
広場で犬が憩う
木々に空に鳥が憩う
ベンチの横でネコが憩う
柵の上でハトが憩う
釣りをしながらおじさんが憩う
そしてわたしは
絵を描きながら日だまりで憩う
吸いがら入れにはお客はいない
こんな良い空気を煙をたてる人がいなくて
幸い幸い
このタバコを落とした人は
昨日 月末の金曜日に
集金に走っていた集金人なのだろうか
憩いの場にはやや似合わない
吸いがらだった
◇ ◇ ◇
今日（10/1）は初めてタブレット PCを屋外に持ち出して描いてみた。
いつもの調子で描くのだが、
そもそも普段のわたしは見て描くほうではない。
ましてや現地でのデジタル写生は初の試み。
手始めにベンチ横の吸いがら入れを描いてみた。
タブレットで描いたり
スケッチブックにペンで描いたりたくさん描いた。
今回のスケッチ取材で必要なものが何であるか
よーくイメージしながらの予行演習。
荷物になるので置いていこうかと思っていた折畳みイスは
やはり持っていくことにした。
イスが無ければタブレットPCでは絵が描けない。
そのかわり持っていくかどうするかを迷っていた
一眼レフのデジタルカメラは置いていくことにした。
スケッチしながらずっと携帯するには
荷物が大きくなりすぎるし重すぎる。
コンパクトデジタルカメラで我慢することにした。
来週の今ごろはLondonにいる。
異国の空気が待ち遠しい。
今日のような天気になってくれると理想的・・・
Londonに快晴を求めるのは
無理な相談というものだろうか・・・・？
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