9/29のデイリーイラスト「描かれたしあわせが本物であるように」です。
この絵は一部分のトリミングです。全体は
artWorks>Dailyillustration-04(2005.08.14〜)>>>>
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◇ ◇ ◇
「描かれたしあわせが本物であるように」
わたしは彼の世界に土足で踏み込むような
無神経な人になりたくない
ツクリモノではない心を
理解することのできる人でありたい
わたしも偽物のエゴイストではない人間でありたい
(だからといって本物のエゴイストになりたいということではない)
描かれたもの
まことのもの
描かれたものだけでいいんだけど
後で後悔したくない
そこに果物があって
果物を描いた絵があって
その絵が置いてある風景があって
絵のある風景を描いた絵があって
それを見ている人がいて
つづく、つづく・・・
その中から
真実を抽出することに意味はない
感じたことを感じるだけで十分
・・・・・なんだけど・・・・
確かにそうなんだけど・・・
わたしはわたしが大事にしている「ココロ」を知っている
(・・・・つもり)
(その「ココロ」とは“虫けらにも劣る”とか“家畜同然”と
いう言葉が大嫌いなココロに似ている)
その「ココロ」に忠実に歩きたい・・・・
今気づかずに背いてしまって
後で「しまった」と思いたくない
◇ ◇ ◇
今日携帯電話を購入した。
その時に身元確認にみせたパスポートをすぐにコピーされた
コピーしたものをこんどはスキャンするという。
なぜそうするのか?
そうされなければならないのかと問えば
拒絶できるというではないか。
なら拒絶したいと言ったら、あっさり返してくれてスキャンもされなかった。
悪用する人がいなければ構わない、
ぜったい間違いが起らないなら構わない。
でも、間違いはたくさんおこっているし
誰がどんな要求をするかわからないし
誰が何を勘違いするかわからない。
閉じこもって陰に隠れていたいというのではない。
社会の役に立ちたいと思うし
目立っても構わないと今では腹もくくっている。
でも、勝手な解釈や勝手なイメージが独り歩きするのは困る。
虚飾や虚像が自分について回って
それを払拭できなくなるのはとても困る。
誰かがわたしを名乗ってしまえばそれが起りうる。
犯罪に利用されて冤罪のうたがいをぬぐうのに一苦労するなんて
とても困る。
まして、もっと嫌なのは
その加害者になること。そんなことはまっぴらごめん。
でも、ぜったい加害者になんてならない.....と断言できるだろうか?
いや。
たとえばどこかで誰かが意識低く噂したことが
めぐりめぐって私のところに届き、
それを信じてしまったことで
友人を裏切ることになってしまったらどうだろう。
もう立派な加害者じゃないか。
何かを信じる時。
自分が行動を起こす時。
責任を持とうよ。
誰かが言ったからそれを信じる・・・のではなくて
自分がそれを信じるからそれを信じる・・・と自覚しようよ。
わたしはプーの故郷をこの目で見に行く。
それがわたしの描くプーの世界をみせてくれるはずだから。
ミルンの描いた世界。
シェパードの描いた世界。
ディズニーの描いた世界。
今ディズニーをささえる人々が描いている世界。
どれとも異なるわたしの世界を描くために。
自分で見て責任を持って描くのであれば元気良く描ける。
それがわたしのスタイル。
わたしの描き方。
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