8/27のトコトコイラスト「双葉 第3章-その6-」です。
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artWorks>Tokotokoillustration-01(2006.02.01〜)>>>>
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◇ ◇ ◇
「双葉 第3章-その6-」
ふたばじいの悲鳴を聞いて かけつけたコトと小竜
「どうしたの?? じいじ!! だいじょうぶ??」
コトと小竜、そしておおきな竜は ほぼ同時にさけびました
「青ひげ!!」(コトの声)
「マ〜スター!」(大きな竜の声)
「ケーーーーン」(小竜の声)
コトから「青ひげ」と呼ばれた、 その大きな竜は、うれしそうに話しかけました
「マ〜スター、い〜つお帰りになったんですかぁ〜
小竜も〜げんきそうだなぁ
マ〜スターを無事にお守りしたのか〜、よくやったなぁ〜」
みんなが顔見知りだとわかると、ふたばじいはすっかりむくれて言いました
「なななな、なんじゃ、なんじゃ こやつ、コトの知り合いか
おおおお、おい、コト、言ってやれ!! こここ、こやつに言ってやれ!!
おまえの たいせつな 客人の わしを 食おうと するとは けしからん!!
!!!!!!と、言ってやれ!!」
「うん あのね、青ひげ。
じいじはね コトのたいせつなお客様なの 『あらまほしの実』を持ってきたの」
「うぉぉぉぉぉぉ マ〜スター、わっし 今あやうく食〜うところでした
おじいさ〜ん、すまなかったなぁ〜」
「ふふふん、だから いったじゃろうて けしからんっ まったく けしからんっ」
「う〜ん、ほんとうにそうだなあ〜、 おじいさ〜ん、すまなかったなぁ〜、
マ〜スター、お送りしますよ〜 わっしの背に乗ってくださいよ〜」
「ありがとう、青ひげ でも、こたびの この旅に力添えは かなわない・・・
コトは自力で旅を終えなければいけないの・・・
そうだ、青ひげ じいじを 村まで送ってくれる?」
「いいですよぉ〜 おじいさ〜ん どうぞぉ〜乗ってくださ〜い」
「うほっ うほほっ こここ、こりゃあ楽じゃ らくじゃのお」
「じいじ、村で待っていてね・・・ばあばに 会ったら そのおみやげを 渡してね
それと、村では 決して 未来のことや 願い事を 口にしないでね」
「おおお、おうっ まっとるぞ!!」
風のように速い 竜の背中で
たいそう ごきげんの ふたばじいでした
◇ ◇ ◇
8月27日のトコトコイラスト「双葉 第3章-その6-」です。
おおかたの予想を裏切らずに
大きな竜は、コトの知り合いでした、はい。
名前もありました。
青ひげです。
ひげが青い.......と言うより
全身が青いですね.........。
ひげが立派な青い竜と言うことでしょう、はい、たぶん・・・。
いよいよ、じいじ空を飛ぶ・・・・です。
青ひげの飛翔は、かなり速いようですので
じいじにはくれぐれも
しっかりつかまっていてほしいです・・・(^^;
お話しは、まだまだゆっくり続きます。
また、是非いらしてくださいね(^^)
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