10/06のデイリーイラスト「無垢な記憶のかけら」です。
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◇ ◇ ◇
「無垢な記憶のかけら」
目が明いたばかりのわたしは見た
音を聞き 光を見 影を見た
そこにものが存在することを認識し
覚えた
無垢な精神はやがて知識とともにしじまを破り
ふたたび訪れることの無い
白い感覚は
おごそかにわたしのもとを去った
その感覚はほぼ永遠に失われたが
記憶のかけらがエラーのように
消えかけた夢をときどき見せる
◇ ◇ ◇
先入観の無い感覚
無垢な感覚
それが何であるのか
まったく理解しないままに
興味津々でものを見る赤んぼう
この目
その鼻
その耳で
たくさんたくさん吸収してね
先入観を持つ前に
いっぱいいっぱい感じてね
きっとあなたは
その感覚の上に
人生のすべてを積み上げる
・ ・ ・
>先入観の無い感覚・無垢な感覚
この感覚をちゃんと持ってるのは他でもないチヨコさん自身なんですよね(^-^)
ふるーるはいつもそう思っています。
様々な情報に惑わされることもなくチヨコさんの信じたものを素直に
取り入れて優しくわらってる。
そう、ロンドンでもその感覚は生かされていくんでしょうね。
ふるーるもその感覚の一切れくらい思い出して大切にしたいな。
投稿情報: ふるーる | 2005-10-06 08:14
ふるーるさん☆
ありがとうございます(T_T)
おやっ とか あれっ とか
知らなかったことに出会うことってすてきですよね!
くちいっぱいになった器に
水を注ぐとあふれ出てしまうように
くちいっぱいの感性袋には
あたらしい感動が入りにくい。
イギリスにはサンタクロースが持っている
たっくさんのプレゼントが入る袋のように
大きな大きなカラ袋を持っていければ
良いのですが・・・(^^;
はたしてわたしの袋の空き状況やいかに・・・・(@_@)
投稿情報: chiyoko | 2005-10-06 16:04
またまた素晴らしい絵ですね〜。
気持ちのいい午前中の暖かい日差しと
影のひんやりした空気を感じました。
季節はやはり秋でしょうか?
こういう日常の場面のその時の光線、温度やにおい、
季節感までをも捕らえてさらりと表現できる力にいつも驚かされます。
投稿情報: kawaguchi | 2005-10-06 18:47
kawaguchiくん☆
どうもありがとうカラ(^^)。
驚かされる・・・と描いて下さったので
ひとつ種明かしをいたしましょう。
わたしは五感をわけて感じる遊びをときどきします。
目から入る情報を目だけで感じて、耳や鼻や口や感触を封じてしまうのです。
あるいはまた、耳からの情報だけを感じて、目やその他から入る情報を封じてしまう。
封じると言っても目を閉じてしまうと言うことではなくて、
仮にたとえば、画面と音をまったく別のところで収録したものを
映画館で同時に流したとしたらどう見えてどう聞こえるか・・・
・・・・そんな状況を想定しながら音と風景をばらばらにしてしまう
という意味です。
これ、なかなか面白いんです。
絵を描かれる方にはぜひおすすめしたい遊びです(^^)
投稿情報: chiyoko | 2005-10-06 23:05