イラストレーターにしもりちよこ の ど-も-のブログ

「あたたかい一杯のスープ」

7/27のデイリーイラスト「あたたかい一杯のスープ」です。

この絵は一部分のトリミングです。全体は
artWorks＞Dailyillustration-03（2005.03.28〜）>>>>
のページでご覧いただけます。

　　　　　◇　　◇　　◇

「あたたかい一杯のスープ」

　　　悲しいことがあった日も
　　　悔しいことがあった日も
　　　
　　　　むかえてくれる
　　　　あたたかい一杯のスープ
　　　
　　　寂しいことがあった日も
　　　こわいことがあった日も
　　　
　　　　ささえてくれる
　　　　あたたかい一杯のスープ
　　　　
　　　へこんでしまったその日にも
　　　たちなおれないその日にも
　　　　
　　　　ささえてくれる
　　　　あたたかい、あたたかい
　　　　一杯のスープ

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

こころもからだも冷え切っている時。
何も言わずにあたたかいいっぱいのスープを出してくれる...
そんな　人のぬくもりが好き。
そんな　ぬくもりのある人でありたい。

「今日が好きなおるすばん」

7/26のデイリーイラスト「今日が好きなおるすばん」です。

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「今日が好きなおるすばん」

　　　みんなおでかけしたあとに
　　　かすかな気配
　　　
　　　ちいさく　コトン　と動く気配
　　　この家のおるすばん
　　　
　　　このお家のおるすばんは
　　　1日1日がだいすきなの
　　　
　　　今日が来たことがうれしくて
　　　なんどもなんどもかみしめてるの

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

だれもいなくなった日当たりの良い家の中で
帽子をかぶったおるすばんが
ひとり1日の訪れをお祝いしています。

今日はここよ、今日はここよ
昨日はここだったけど今日はここよ

また明日もお祝いします。

「花待ちのおるすばん」

7/25のデイリーイラスト「花待ちのおるすばん」です。

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　　　　　◇　　◇　　◇

「花待ちのおるすばん」

　　　みんなおでかけしたあとに
　　　かすかな気配
　　　
　　　ちいさく　コトン　と動く気配
　　　この家のおるすばん
　　　
　　　このお家のおるすばんは
　　　お留守番をしながら花が咲くのを待っているの
　　　
　　　ゆっくり、ゆっくり
　　　お花が咲くの

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

だれもいなくなった日当たりの良い家の中で
ひとりお花がさくのを待つのです。

お家に帰ったばかりの時はよく目をこらして見てみて下さい。
まだ消えずに残っているかもしれません。
今日のお花がどこかに....ほら。

「影」

7/24のデイリーイラスト「影」です。

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　　　　　◇　　◇　　◇

「影」

　　　影には絶対的な大きさもなく
　　　質量もない
　　　影をもたないものはなく
　　　影は実体と表裏一体

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

「影」　ということばはいろいろな意味を持っていますよね。

わたしが行っている「絵を描く」という行為は影写しのようにも見える行為です。
でも、決して影を描きたいと思っているのではなく
空気や香りや時間や気持や温度や存在するものや存在しないものなど
さまざまなものを描きたいと思っているのです。

昔、美術大学をめざして勉強していたときのある日、
光と影がとても美しいと思って光と影を描いていたら
教えて下さっていた先生から
「何を描きたかったのか？」と聞かれました。
「光と影がきれいだったのでそのうつくしさを描きたかったのです」とこたえたら
「それではまったくその通りになっていない。
光と影の美しさが描きたければ描くべきものが違う...」と言われました。

ある時何かに対する理解が深まると、
そのものを描くときのこちら側が変化したように感じることがあります。

わたしが描いているのは実は「わたし自身の影」なのかもしれません。

「香り」

7/23のデイリーイラスト「香り」です。

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「香り」

　　　夏の香り
　　　潮の香り
　　　風の香り
　　　萌えいずる香り
　　　
　　　ふとした瞬間によみがえる記憶
　　　幸せの記憶
　　　たいせつな形のないアルバム・・・・

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

忘れてしまっていても
無くしてはいないもの
・・・・・記憶

香りとともによみがえる記憶・・・
思い・・・
ふとした香りが引き金になって
突然よみがえる、なんともいえない感覚

誰かに伝えたい思い・・・
あふれる思い・・・

「つくるということ」

7/22のデイリーイラスト「つくるということ」です。

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「つくるということ」

　　　つくるということは
　　　ほんとうにたいへんなのだ
　　　
　　　つくるというのは
　　　どうにでも出来てしまうので
　　　ほんとうにたいへんなのだ

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

今日お花屋さんでオリジナルのフラワーアレンジメントを
3種類作ってもらいました。

つぎに今日はレストランで撮影用のとびきりのお料理を5種類、
シェフにつくってもらいました。

人につくっていただいて、それを見ていると
つくることってほんとにたいへんだなぁ。。。と実感します。

でも、、、、、
大変だからこそ
つくることって楽しいのですよね♪...(^^)

「ひだまり：背の高い木」

7/21のデイリーイラスト「ひだまり：背の高い木」です。

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「ひだまり：背の高い木」

　　　気に入っている店
　　　お茶もおいしい
　　　店員も店内もいつも感じが良い
　　　おちつけてリフレッシュできる
　　　
　　　この店の植物はいつ来ても幸せそう
　　　今も
　　　ほら
　　　午後の日をあびて
　　　しあわせそう

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

店というのは不思議な場所で
公共の場のようでありつつ私的な場所。
隔たり無くいろんな人が出入りしているようで
似た種の人が集まりやすいもの。

自分のお気に入りの店を見ると
自分でも気づいていない
自分の一面に気がつけること.......ありますよね。

「レンズの魔法」

7/20のデイリーイラスト「レンズの魔法」です。

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「レンズの魔法」

　　　その時、
　　　レンズは何を歪めて
　　　何を映して
　　　何をみせているのだろう
　　　
　　　その時、
　　　レンズの向こうでは
　　　何が戯れて
　　　何が極上の光をあびているのだろう
　　　
　　　レンズの魔法
　　　光の魔法
　　　
　　　歪め終えて
　　　焼き付け終えた
　　　その美しい映像を
　　　わたしは外で待つ
　　　わくわく待つ

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

本人に許可をもらって
作品にさせてもらいました。
ご存じの方もたくさんいらっしゃると思いますが
ご存じのない方には初めまして(^^)、
うちの魔法使いです。

わたしも撮影するのだいすきですが
うちの魔法使いが撮影したものをみせてもらうのは
もっと好きです。

カメラってすばらしいですよね。
カメラってほんとすてきですよね(#^.^#)。

「賢い夫人の灯火」

7/19のデイリーイラスト「賢い夫人の灯火」です。

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「賢い夫人の灯火」

　　　紫の
　　　可憐なドレスを身にまとい
　　　賢い夫人は庭の華
　　　実りても
　　　はじけてよりそい
　　　酢漿草の子ら

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

ムラサキカタバミの実です。
酢漿草と書いてカタバミと読みます。
わたしにとってカタバミは子供の頃からたくさん咲いていたなじみ深い花なのですが
もともと日本に咲いていた花ではないのですよね。
どことなく西洋の匂いがしますものね。
黄色いカタバミや紫のカタバミなど、様々な色のカタバミがあります。

カタバミは雑草なのでしょうけれど、花は可憐で、花が咲くとついつい抜いてしまいにくくなります。
そして実れば、はじけて種を飛ばすだけでなく、
あたりのものにぴたっとくっついて、移動手段も心得ているのです。
たくましく種を残すさまを見ていると
「賢い夫人」という花言葉にも、なるほど、、、とうなづけます。

イラストの「賢い夫人の灯火」はカタバミの実が燭台のようなので
ロウソクに見立てて灯火を散らしてみました。

(^^)

「靴」

7/18のデイリーイラスト「靴」です。

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「靴」

　　　毎日毎日地べたで
　　　働いて働いて
　　　くたくたになって
　　　支えてくれている靴
　　　靴に感謝しようじゃないか
　　　靴と共に足の裏にも感謝しようじゃないか
　　　足の裏にやさしい靴をはこうじゃないか

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

以下に坂村真民さんの詩を掲げます。

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「尊いのは足の裏である」(坂村真民）

　　　尊いのは
　　　頭ではなく
　　　手でなく
　　　足の裏である

　　　一生人に知られず
　　　一生きたない処と接し
　　　黙々として
　　　その努めを果たしてゆく
　　　足の裏が教えるもの

　　　しんみんよ
　　　足の裏的な仕事をし
　　　足の裏的な人間になれ

　　　頭から
　　　光が出る
　　　まだまだだめ

　　　額から
　　　光が出る
　　　まだまだいかん

　　　足の裏から
　　　光が出る
　　　そのような方こそ
　　　本当に偉い人である

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大切な人の足の裏をもんであげようっと・・・（*^_^*）（ち）