「双葉 第2章-その8-」

5/14のトコトコイラスト「双葉　第2章-その8-」です。

この絵は一部分のトリミングです。全体は
artWorks＞Tokotokoillustration-01（2006.02.01〜）>>>>
のページでご覧いただけます。

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「双葉　第2章-その8-」

　　　ふたばじい　と　少年コト　と　小竜　
　　　旅の途中の洞穴の前・・・
　　　ふたばじいが　『あらまほしの実』を手放したばっかりに
　　　たいへんなことになってしまいました
　　　
　　　「はああ、はあああ、、、しししし、死ぬかと思ったわい・・・
　　　　コココ、コトがもっと早く出てきておれば、こんなことにはならんだものを
　　　　船なんていらぬものを取りに行ってこのざまじゃ」
　　　　
　　　「あ、じいじって泳げるの？」
　　　
　　　「わわわわ、わしがおよげないわけはないじゃろう！
　　　　樹の精じゃぞ、樹・樹・樹の精じゃ！
　　　　ふんっ　まったく信じられんことをきく
　　　　ほれ、小竜の治療をしてやらんかい！！」
　　　
　　　「うん。
　　　　小竜。おいで」
　　　「クーーン....クーーーン」
　　　
　　　小竜の治療をすませると、コトは手早く船をがけの下におろします
　　　ふたばじいも手伝っているところをみると
　　　じつは反省しているようです・・・
　　　
　　　「じいじ。じいじの『あらまほしき未来』は樹なんだね？　
　　　　それはとても立派な根っこだね」
　　　
　　　「うううう、うるさい!!!　
　　　　わしに『根』などという下等なものが生えてたまるか!!!
　　　　これは『根』なんぞであるわけがない!!
　　　　これは・・・これはしっぽじゃ!!!」

　　　「しっぽ？　じいじに・・・
　　　　しっぽ・・・？」
　　　
　　　小竜が空でしっぽをくるくる回してみせました・・・
　　　
　　　　　◇　　◇　　◇

5月14日のトコトコイラストです。

どうも、こんにちは。ちよこです。
また一週間ぶりの更新です(^^;

はい、ちょっと見にくいですが・・・・
見えますか？
じいじのしっぽ。
じいじは根っこではないと、がんとして主張し続けます・・・(^^;

現実は素直に認めちゃったほうがいいとおもうんだけどなぁ(^^;;;;;
現実を否定していても何もいいことはないでしょう〜〜・・・・・・・。

さて、次回は航海に出発です。
海の旅をお楽しみに(^^)
●

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　一番下からお話がはじまります。

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Comments

[投稿情報: kei]

チヨコさん、お話、おもしろいねぇ。
初めから読ませてもらって、まだ途中なんだけど
次どうなるの？！ってわくわくしながら読んでます♪

先日の高島屋に行った時のことをブログにアップしたので
よかったら見てみてください。
チヨコさんのこちらのURLを貼らせてもらっちゃったんだけど
もし不都合があったら遠慮なくいってね。
では～！また遊びにきま～す♪

[投稿情報: ふるーる]

ええ、ふるーるもそう思います。
素直に認めちゃったほうがいいよね～
まったく、じいじったら学習能力に欠けるんだから・・・

じいじにしっぽがあるなんて～初めて知りましたっ！

立派なしっぽだね～え？根っこ？

あ、↑keiちゃんだ
そうそう、写真もとっても素敵に撮れてて～
keiちゃんの素直な感想が素敵だったよ(^-^)

[投稿情報: chiyoko]

☆
keiさん☆

こんにちは(^^)
はじめから読んでくださってありがとうございます。
今は絵と文を同時にご覧いただくことができなくて
ごめんなさい(>_<;)

お使いのモニターが広ければ2つウィンドウを開いていただいて
文と絵を同時進行でご覧いただければうれしいです〜〜☆

プーさんの展覧会の記事ありがとうございます!!
リンクしていただいてまったく問題ありません。
・・・というより、逆にありがたいです。
素敵なレポートを書いてくださってありがとうございます!!!

[投稿情報: chiyoko]

☆
ふるーるさん☆

こんにちは〜(^^)

じいじの根っこは、
今回の『あらまほしの実』を手放してしまったことで
『未来の実現』が発動してしまったために
根っこがにょきにょき生えてきてしまったんです(^^;

ても、ちょっとわかりにくかったかなぁ〜〜ごめんなさい・・・
追って加筆しておきます(^^;;;;;