5/7のトコトコイラスト「双葉 第2章-その7-」です。
この絵は一部分のトリミングです。全体は
artWorks>Tokotokoillustration-01(2006.02.01〜)>>>>
のページでご覧いただけます。
◇ ◇ ◇
「双葉 第2章-その7-」
ふたばじい と 少年コト と 小竜 が
旅の途中に 立ち寄った ほら穴の前・・・
ふたばじいは 『あらまほしの実』の入った袋を
小竜の 首に 結んで 袋から手を放してしまいました・・・
「ぎゃうっ」
小竜は『あらまほしの実』のあまりの重さに
からだを おこすことが できません・・・!!
そして、ふたばじいは・・・
「うわぁぁうわぁぁぁ
た、たすけてくれ〜〜っっっ!!!」
7つの『あらまほしの実』が
ものすごい いきおいで ふくらんで
ふたばじい の中に くいこみはじめてしまいました
「おおお、おもい、おもい! いいい、いたい、いたい!!
わああ、わああ」
ふたばじいは あばれて
がけの下に落ちてしまいました
タネはますます 重くなる いっぽうです
「きゅう きゅう きゅう」
小竜も あばれて ヒモがどんどん くいこみます
「小竜! じいじ!?」
コトが穴から もどってきました
「じいじ、『あらまほしの実』をはなしてしまったの!
ああ、たいへん! じいじにしか もてないのに・・・
はなしてしまったら、“みらいのじつげん”がはじまってしまうのに・・・」
かしこい コトは ヒモを『あらまほしの実』の袋に結んで
そのヒモを ふたばじいに渡しました
「じいじ、このヒモを持って! すぐに持って!」
コトの機転のおかげで なんとかふたたび
『あらまほしの実』を持つことが出来たふたばじい
無事に『あらまほしの実』は縮んで軽くなりましたが・・・・
おやおや?
ふたばじいに 異変が・・・・・
◇ ◇ ◇
5月7日のトコトコイラストです。
お待たせしてしまいました(^^;。
また一週間ぶりの更新です。
あ〜〜あ、ふたばじい、やってしまいました・・・。
思いついちゃって、おうちゃく したくなる気持ちはわかるけど、、、
『あらまほしの実』を手にしたときのことを、忘れてしまったのかなぁ・・・(・_・)
基本を忘れ、前提を忘れるその“くせ”のせいで
ずいぶんと、苦しまなくて良いことで
苦しめられているような気がするんだけど・・・・・。
「記憶」というものは、自分を守ってくれる
たいせつなものなのですね・・・・(^^;
☆わたしもふたばじいのこと笑っていられません。。。
記憶力、鍛えなくちゃ・・・・
さて、じいじに起きた異変とは・・・?
つづきをたのしみにしていてください。
(^^)
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