イラストレーターにしもりちよこ の ど-も-のブログ

「双葉 第3章-その5-」＜竜＞

8/20のトコトコイラスト「双葉　第3章-その5-」です。

この絵は一部分のトリミングです。全体は
artWorks＞Tokotokoillustration-01（2006.02.01〜）>>>>
のページでご覧いただけます。

　　　　　◇　　◇　　◇

「双葉　第3章-その5-」

　　　この山を越えればコトの村・・・・
　　　
　　　「もももも、もうだめじゃ、わしゃぁもうだめじゃ
　　　　動けん、もう、動けん！」
　　　
　　　ふたばじいは山の頂きで疲れ果て　へたり込んでしまいました
　　　
　　　「じいじ　こんなに見晴らしの良いところは　休むのには危険なの
　　　　賊に見つからないように　もうすこし先までがんばって・・・」
　　　
　　　コトがけんめいに説得しますが、ふたばじいは応じません
　　　
　　　「いやじゃ　いやじゃ　どうにも動けん　賊がいないかどうか、おまえか小竜が見てこい
　　　　わしはまったく一歩もあるけんのじゃ」
　　　
　　　ふたばじいは　がんとして　うごきません
　　　ふたばじいの様子を気にしながらも
　　　コトは小竜とあたりの様子を見に行きました
　　　
　　　ふたばじいが　横になったとたん　ものすごい突風が吹きました
　　　見ると巨大な竜が　大きなくちをあけて
　　　今にも　ふたばじいを　くわえようと近づいてきます
　　　
　　　「わわわわわ、まままま、まてまてまて！！！」
　　　
　　　ふたばじいは　大あわてで　竜からのがれる理由を探します
　　　
　　　「わわわわ、わしを食うより・・・　えとえと・・・
　　　　そうじゃ、これ！　こっち！！　ここここ、この実はどうじゃ」
　　　　
　　　「あーーーー？　な〜んだぁ〜それはぁ　『あらぬの実』・・・か？」
　　　
　　　ふたばじいが差し出した『あらまほしの実』を見て　巨大な竜は驚いて聞きました
　　　
　　　「お？　おおお、おまえ　『あらぬの実』を知っておるのか！！
　　　　こここ、これはじゃな、　『あらまほしの実』という　すごい実じゃ」
　　　
　　　「嘘を言うなぁ〜　『あらまほしの実』を　き〜さまのような　じじい〜が
　　　　持っているはずがな〜い　や〜はり　おまえは　あやし〜い〜　
　　　　あやし〜いや〜つは　わ〜しが食う〜〜」
　　　　
　　　「うわぁぁぁぁぁぁ、ここここ、コトや〜〜
　　　　たたたた、たすけてくれ〜〜!!!!」
　　　
　　　
　　　　　◇　　◇　　◇

8月20日のトコトコイラスト「双葉　第3章-その5-」です。

巨大竜の登場です。

ふたばじい、
目の前の危機から自分を守るためなら
『あらまほしの実』だって差し出しちゃう
・・・・・
ふたばじいの辞書には「懲りる」という文字は
ないのかもしれません・・・・。

お話しは、まだまだゆっくり続きます。
また、是非いらしてくださいね
(^^)
●

※なお、「双葉」のお話を最初からご覧下さる場合や、
　前のお話をもう一度読み返して下さる時は、
　これまでのお話をはじめからまとめてご覧いただけます。
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　　　　　・　　・　　・

「双葉 第3章-その4-」＜木の上で眠る＞

8/12のトコトコイラスト「双葉　第3章-その4-」です。

この絵は一部分のトリミングです。全体は
artWorks＞Tokotokoillustration-01（2006.02.01〜）>>>>
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　　　　　◇　　◇　　◇

「双葉　第3章-その4-」

　　　少年コトと、ふたばじいに少し遅れて
　　　小竜も合流しました
　　　
　　　「ささ、さっきの、あの暗号はなんじゃ」
　　　
　　　「暗号？
　　　　ああ、あれは暗号じゃなくて短歌なの
　　　　31の音で成る　うた」
　　　
　　　「いいい、いみしんじゃ・・・
　　　　あれで何の会話をしておった」
　　　　
　　　「あのね
　　　　コトの村に賊がいるから
　　　　気をつけるようにって」
　　　
　　　「ほほ、ホトトギスだの　巣だの　へびだの、
　　　　あれでそんな会話をしておったのか
　　　　わしにもおしえろ」
　　　
　　　「うん
　　　　じいじがそれをのぞむなら...」
　　　
　　　コトの村に近い森の中・・・
　　　どこにいるかわからない賊に襲われないように
　　　今宵は高い木の上でねむります
　　　
　　　少年コト　と　ふたばじい　と　小竜...
　　　あと　ひとやま越えれば
　　　いよいよコトの村です
　　　
　　　　　◇　　◇　　◇

8月13日のトコトコイラスト「双葉　第3章-その4-」です。

ふたばじいが教えて欲しいだなんて、、、、
不思議な言葉の羅列が、よほど魅力的に思えたようです。

さて、もうコトの村の目前です
実はコトの村ではおしゃべりが厳禁なのです

おしゃべり好きのじいじは
大丈夫かな・・・・

お話しは、まだまだゆっくり続きます。
また、是非いらしてくださいね(^^)
●

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　　　　　・　　・　　・

「双葉 第3章-その3-」＜心の声＞

8/6のトコトコイラスト「双葉　第3章-その3-」です。

この絵は一部分のトリミングです。全体は
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　　　　　◇　　◇　　◇

「双葉　第3章-その3-」

　　　兵隊相手にふたばじいを解放するよう
　　　交渉するコト
　　　
　　　そこへ
　　　立派な老人がやってきました
　　　
　　　老人：「おまえたち、どうした？
　　　　なんだ、子供の若僧と老人の妖精ではないか、
　　　　われわれが追っている賊ではないぞ。はなしてやりなさい」
　　　
　　　兵隊：「はは!!!」
　　　
　　　老人：「旅のお方、気をつけて参られい・・・あっ？」
　　　
　　　コトの心の声：《じいじ!!!!!、しっ!!》
　　　コトが思わず心の中で叫んだ声・・・
　　　ふたばじいにだけ 聞こえました
　　　
　　　ふたばじい：「なんじゃ？　わしは何もいっとらんぞ？？」
　　　コトの心の声：《うん、じいじに言ったのじゃないの・・・》
　　　
　　　そして次にふたばじいには
　　　こんな老人の心の声が聞こえました
　　　
　　　老人の心の声：
　　　　《コ・・・・コト皇子!!!　
　　　　コト皇子ではありませんか!!!
　　　　おお・・・・!!　よくご無事にお戻りで!!　
　　　　『あらまほしの実』の粉・・・
　　　　ご無事に採取されたのですな!!　
　　　　ああ、よかった、よかった!!!・・・・》
　　　
　　　そしてその老人はふしぎな言葉を発しました
　　　
　　　老人：「運命（うんめい）を　　服（ふく）せし美僧（びそう）の　　帰巣前（きそうまえ）
　　　　祝（ほ）くも　憂（うれ）うは　　ほととぎす」
　　　
　　　ふたばじいにはちんぷんかんぷんです・・・
　　　しかし、それを聞いたコトは
　　　持っていた1本の枝を老人に差し出しながら
　　　しずかにこう言いました
　　　
　　　コト：「恩光（おんこう）の　　巣箱（すばこ）に　へびと　　ききとめる
　　　　逸り気（はやりぎ）抑（おさ）え　　この枝（え）に託（たく）す」
　　　
　　　そして一礼するとふたばじいをつれて立ち去りました・・・・
　　　
　　　老人は・・・
　　　コトの姿が見えなくなるまで見送ってから
　　　ぽかんとしていた兵隊2人をつつきながら
　　　ほくほくとうれしそうに
　　　隊に戻っていきました・・・
　　　
　　　　　◇　　◇　　◇

8月6日のトコトコイラスト「双葉　第3章-その3-」です。

コトを知る人物がようやく登場の今回のお話しです。

この老人、
次回の予告みたいになってしまいますがご説明してしまいますと、
コトの教育がかりをしてくれていた
近衛のじいじ、という老人なんです。
コトが幼少の頃から、文武両道をたたき込んでくれた恩師です。

さて、この老人の発した言葉を訳しますと・・・
　　　「さだめをしたがわせて、うつくしい僧が、巣（故郷）に戻られるところだ
　　　　良い結果を期待して祝いの言葉を唱えるも、わたしが心配なのは
　　　　留守の巣（故郷）にホトトギス※のように入り込んだ賊がいるといううわさです」

※　ホトトギスやカッコウは自分とは異なる種の鳥の巣に卵を産みつけ、
　巣の持ち主に自分のヒナを 育てさせる

これを普通に近衛のじいじにしゃべってもらうと
　　　「僧に扮したコト皇子・・・。
　　　　『あらまほしの実』の殻の粉を入手するという
　　　　代々皇子に課せられた大変難儀な運命の試練・・・
　　　　無事に終えられてのご帰還なのですね。
　　　　じいはとても誇らしく、うれしく思います。
　　　　しかし、コト皇子、お留守中に村にあやしい賊が入ってしまったようです。
　　　　どうかくれぐれもお気をつけ下さい。」

と言っているのです。
コトはそれを理解し返歌を送ります。それを訳すと

　　　「恩光※を受けるあの巣（故郷）にへび（賊）がいると教えくれているのですね・・・
　　　　しっかり聞き、心にとめました
　　　　早く行って村を守りたい....と気持ちは焦りますが、
　　　　その気持ちを抑えてこの枝《この枝=近衛》に託します」
　　　
※　恩光とは、ありがたい光、春の光、君主の恵の例え

となります。
これを、コトに普通に話してもらいますと、こう言っているのです。
　　　「近衛のじいじ、コトの村に賊がいるの？
　　　　ああ、はやく行って村人を守りたい・・・
　　　　だけどコトは『あらまほしの実』を届けなければ・・・
　　　　そしてじいじと『あらぬの実』のところに行かなくては・・・
　　　　だから、近衛隊長であるじいじ、
　　　　村のこと....よろしく....！」

コトの身分を兵隊たちに知られないように
短歌と枝に秘めて会話をしたのでありました。
ああ、、、内緒話ってなんてめんどくちゃいのでしょう〜〜(^-^;

というわけでお話しは、まだまだゆっくり続きます。
また、是非いらしてくださいね(^^)
●

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　　　　　・　　・　　・

「双葉 第3章-その2-」＜近衛兵＞

7/28のトコトコイラスト「双葉　第3章-その2-」です。

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　　　　　◇　　◇　　◇

「双葉　第13章-その2-」

　　　
　　　コトの村へ向かう途中の
　　　少年コト　と　ふたばじい　と　小竜
　　　
　　　コトは、ばあばへのみやげに木の芽を採るため
　　　大きな大きな木の上に登っています
　　　
　　　小竜はコトの手伝いです
　　　
　　　ふたばじいは　ひとり　
　　　木の根本で　
　　　うとうと　うとうと・・・・
　　　
　　　あたりには、チョウや鳥など
　　　生き物たちがいそがしそうに行ったり来たりしています
　　　
　　　「おい、起きろ、おい」
　　　
　　　ふたばじいは　つつかれて目を覚ましました
　　　
　　　「なむ........ななな、なーんじゃ、おまえは」
　　　
　　　「おまえ、なにやつ、あやしいやつだ、逮捕する」
　　　
　　　「ななな、なーにがたいほするじゃ
　　　　お、おまえが何様であっても、わしの　ねむりをさまたげる権利はないわ、ふん」
　　　　
　　　「じじい一人か？　武器は？　仲間はどこだ？」
　　　
　　　「かかかか、なかまがいるかどうか　かってにさがせばよいじゃろ　
　　　　おまえたちこそなんじゃ。まったく、ぶれいものが」
　　　　
　　　「われわれは『泰泉の国』（たいせんのくに）の近衛兵である」
　　　
　　　「こここ、『このえへえ』？　なんじゃ？」
　　　
　　　ふたばじいが、2人の兵隊に尋問されていることに気づき、
　　　コトは大急ぎで大きな木から降りながら
　　　兵隊に聞こえないように小竜に伝えます
　　　
　　　「小竜、小竜、
　　　　決して彼らに姿を見せないでね
　　　　それから、これ、ばあばへのおみやげ
　　　　大事に持っていてね」
　　　　
　　　そう言うと
　　　コトはあっという間に木の下に
　　　降りてしまいました
　　　
　　　「くーーーん......」
　　　
　　　　　◇　　◇　　◇

みなさまこんにちは。
7月29日のトコトコイラスト、やく一週間ぶりの更新です。

コトと小竜は大きな木の上に登っているため
イラストからはみ出してしまい
兵隊たちにも見えないのですが
皆様にもご覧いただくことができませんでした.....。
ごめんなさい・・・。

さてさて、兵隊さんの登場です。

ふたばじいは意外と寝起きは良いようですねぇ。
うらやましい・・・・・
じつは作者のわたし　にしもりちよこはものすごく寝起きが悪いのです。
こんな風に理不尽に起こされたらも〜〜大変です(^-^;
でも、きっと、「うるさい」とだけ言って、事態も掌握しないまま
すぐまた寝てしまうと思います.......(^▽^;

というわけで飛び降りてきたコトとじいじと兵隊さん・・・・
お話しは、これからゆっくり続きます。
また、是非いらしてください(^^)
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「双葉 第13章-その1-」＜三叉路＞

7/22のトコトコイラスト「双葉　第3章-その1-」です。

この絵は一部分のトリミングです。イラストの全体は
artWorks＞Tokotokoillustration-01（2006.02.01〜）>>>>
のページでご覧いただけます。

　　　　　◇　　◇　　◇

「双葉　第13章-その1-」

　　　
　　　コトの村へ向かう途中の
　　　少年コト　と　ふたばじい　と　小竜
　　　
　　　山肌に添って歩いていたら
　　　見晴らしの良い三叉路に出ました
　　　三叉路からは大きな街が見えました
　　　
　　　「あそこにはね　コトの　ちちと　ははがいるの」
　　　
　　　「おおおおお、　おう　そうか　そうか！
　　　　たのしそうなところじゃのう
　　　　ところで、なんじゃ、あれが村か？　村っちゅうと　もっとこう・・・
　　　　ちいさな集落かとおもってしまうのじゃが.....　よいわよいわ
　　　　さて　いくぞ!!」
　　　　
　　　「あっ　じいじ　
　　　　ちがうの　あのね
　　　　こっちなの」
　　　　
　　　「ななな、なに？」
　　　
　　　「コトの村はあそこじゃないの
　　　　コトの村はね　こっちなの....」
　　　
　　　小竜は、すっかり自分の庭先に帰ってきた気分になって
　　　どんどんと　先に行っておりましたが、
　　　2人が立ち止まっているところまで　もどってきて
　　　ふわふわ飛んで待っているのでありました
　　　
　　　　　◇　　◇　　◇

7月22日のトコトコイラストです。

みなさんこんにちは。
おなじみの方にはおなじみの、
ご存じない方にはお初です、の、　
ふたばじいの物語、第3章がはじまりました。

第3章の舞台は［コトの村がある島］......
では長くて言いづらいので、略して［コトの島］ということにして・・・・
.........第3章の舞台は［コトの島］です(^^)。

コトの島にあるという『あらぬの実』のところに
『あらまほしの実』の実を持ってたずねる旅をしているふたばじい。
その　ふたばじいの案内人も兼ねながら、帰郷途中のコトと小竜。

・・・・・・うーん、確かにそうなのですが、
これでは何のことだか、ちょっとわかりにくいですね.....

ちょうどいいので、ここで第一章と第二章のあらすじを書いておきましょう。
では、あらすじです(^^)　どうぞ〜〜

　　　『あらまほしの実』という不思議な植物は
　　　聞こえた「ことば」を実現してしまう
　　　魔法の植物....
　　　
　　　『あらまほしの実』のすぐそばで
　　　自分が望んでもいない未来を　その場しのぎに　
　　　たくさん　たくさん　やくそくしてしまった　ふたばじい.....
　　　
　　　そして、「未来の実現」が始まろうとしたそのときに
　　　「未来の実現」の止め方を知っているという
　　　少年コトと出会います
　　　
　　　今は中断している「未来の実現」ですが
　　　またいつ発動するかわかりません
　　　
　　　「未来の実現」を止めるため
　　　『あらぬの実』のもとへ急ぐ一行を待ち受けるのは・・・・
　　　
　　　盛り上がりますよの第3章に
　　　乞うご期待(^^)/

というわけでお話しは、これからゆっくり続きます。
また、是非いらしてください(^^)
●

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　　　　　・　　・　　・

特典イラストつき閑話(^^)

　
＊特典イラスト=ちょっと大きめの画像になっています。
　上のイラストをクリックしていただくと、さらに大きな画面で開きます☆

みなさま、こんにちは(^^)
今日は特典イラストつきで、
kyonさんからいただいた旅バトンバージョンです☆

わたしはいわゆる「バトン」が得意でないので、
いつもごめんなさいとお断りしてしまうのです。
この場をお借りしてまたまた謝ってしまいます。
いつもすみません〜!!!

今日はたまたま旅をしているコトとふたばじいがいましたので
わたしのかわりに挑戦してもらいます。
それでは、休憩時間中の
コト、じいじ、よろしくお願いいたします。
では、はじめます。

■旅行は好きですか？
　
コト　「うん、すき」
じいじ「ききき、きらいじゃ、旅なんか　だいきらいじゃわい!!!」

■絶対旅に欠かせない持ち物リストは？
　
コト　「アイグラス、ヘッドカバー、水筒」
じいじ「ななな、なんもいらん、そこここにあるじゃろう」

■海外で今までに滞在したことのある国は？
　
コト　「南の島々の国、北の国、西の人の国、東に至る国、かぶり族の国、なよなよになる国、大きな国、鳥国、虫国、砂の国、水水の国、炎の国、うご国、アンダラ国、まだあるけど・・・」
じいじ「ご、555年も生きておって、きままに移動しておったのじゃ、国の名前などしらん！」

■1人旅が好き？
　
コト　「うん。すきだよ」
じいじ「ひ、ひとりでもふたりでも、た、た、旅をせんほうがずっと良いわ　くたびれてかなわん！」

■国内旅行？それとも海外が好き？
　
コト　「りょうほう」
じいじ「わ、わしに、ここ、国境はない！」

■いつかいってみたい所ベスト３
　
コト　「行ったことのないところはどこも。宇宙、ほかの星も」
じいじ「ううう、うまい空気と、うまい水がすきなだけあって、わわわわ、わずらわしいやつらがまったくいなくて、たたたた、たいくつしないところがあれば、行きたいものじゃわい」

■行きたいけど行けなさそうな所ベスト３
　
コト　「さっき言っちゃったね・・・宇宙とほかの星。あともうひとつ？　うん。じゃあ・・世界のはしっこ。」
じいじ「いい、行けないところなど、な、ないわ」

■私のおすすめスポットベスト３（国内）
　
コト　「大滝の壺、夕陽と月の交わる丘、コトの村」
じいじ「なんじゃその、おお、おすすめスポットちゅうのは」
コト　「じいじが　いままでに行ったところで　また行きたいところはどこ？」
じいじ「まま、また行きたいところか・・・うむ・・・無い・・・」

　　　　　　　
■私のおすすめスポットベスト３（国外）
　
コト　「じいじと出会ったところでしょ。あとね、大きな国に大きな遺跡があるんだ、あそこもすき。
なよなよになる国もすきだよ。かわってるけど。」
じいじ「わわ、わしのしらんところばかりじゃなあ・・・。コトはよく旅をしておるなあ」

■ずばり恋人といくなら
　
コト　「恋人と？・・・・うーん、、、みんなは南の島々の国に行きたいって言うけど、、、
　　　　恋人になった人が行きたいって言ったところかな〜.....」
じいじ「けけけっ　恋人なんぞ、長老妖精のわしに聞くな！ふんっ」

■最近いったところ
　
コト　「じいじに出会った、『あらまほしの実』のはえていた丘」
じいじ「こここ、コトの村の島には、はじめてきたぞ」

■近々行く予定は？
　
コト　「コトは帰り中。じいじ、どこに行きたい？」
じいじ「どどど、どこにも行きたくないが、おまえの村には行くのじゃろう！」

■次にバトンの旅に出てもらう人
　
コト　「小竜・・・？」
じいじ「あああ、あやつの言葉なぞ、わわ、わしかおまえくらいしかわからんじゃろう　」
小竜　「・・・・」

コト　「おわり？　こんなので良かった・・？」

はは、もう〜〜、超助かりましたです!!
コトもじいじもおつかれさまでした〜〜
ありがとうございました(^^)
第3章が始まるまで、ごゆるりとお休み下さいね〜〜(^^)

じいじ「おい、くく、くいものと水を持ってこい！」

くく、くいものでございますか？　あ、コトと小竜のくいものですね？
はは、ただいまご用意しますのでちょっとまっててね〜〜(^-^;;;;;;
　
　
　
というわけで、みなさまには
コトとふたばじいの旅バトン
お楽しみいただけましたでしょうか？
　
閑話休題、
これにて終了いたします〜〜♪

　　＃　　第3章　鋭意制作中です(^^)/☆
　　

「双葉 第2章-その15-」

7/14のトコトコイラスト「双葉　第2章-その15-」です。

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のページでご覧いただけます。

　　　　　◇　　◇　　◇

「双葉　第2章-その15-」

　　　清流の河原で出発準備をととのえる
　　　ふたばじいと、少年コトと、小竜
　　　
　　　ふたばじいの葉に
　　　コトはしっかり布を巻きました
　　　
　　　「うう、うわあ、なんじゃなんじゃ　なんのまねじゃ」
　　　
　　　「じいじの持っている『あらまほしの実』は
　　　　ここでは魅力がありすぎるの
　　　　葉っぱのタネが見えないように　こうするの」
　　　
　　　「『あらまほしの実』がみみ、魅力的じゃと？？
　　　　なんじぉ、なんじゃおまえのところの連中は!!
　　　　わからん、わからんっっ」
　　　
　　　「じいじ、葉っぱが重くなると転びやすくなるから、この杖を持ってね...」
　　　
　　　「おおお、おう、この杖というものはなかなかいいな
　　　　わははは、楽じゃ、楽じゃ〜〜」
　　　
　　　コトは自分も　ぜんしんに布をまといました
　　　ふたばじいを安全に『あらまほしの実』のもとに連れて行くために
　　　島の人に関心を持たれないよう、異国の旅人姿になったのです
　　　
　　　「じゃ、じいじ、行こか」
　　　
　　　「おお、おう、コトの村へむけて出発じゃ!!!!!!!!!
　　　　ここ、小竜!!　あとにつづけ!!　いい、いくぞ！」
　　　
　　　「ケーーーン」
　　　
　　　ふたばじいとコトと小竜は　
　　　英気を復活させてくれた清流をあとにして
　　　ふたたび歩き始めました
　　　
　　　　　◇　　◇　　◇

7月15日のトコトコイラストです。

みなさんこんにちは。
いつもごらんくださって本当に感謝です☆

みなさまがご覧下さることが
コトとふたばじいと小竜と、わたしの
元気の元でございます!!
ほんとうにありがたいのでございます(T_T)

みなさまの応援のおかげで、無事こうして
第2章「転の部」は終了できました(^^)
ふたばじいがやる気になっている内に(^-^;
第3章「動の部」もひきつづき、あまり間をあけないで
つづけて進めていきたいと思います。

お話しはまだまだゆっくり続きます。
また、みにいらしてくださいね(^^)
●

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　　　　　・　　・　　・

「双葉 第2章-その14-」

7/12のトコトコイラスト「双葉　第2章-その14-」です。

この絵は一部分のトリミングです。全体は
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　　　　　◇　　◇　　◇

「双葉　第2章-その14-」

　　　清流の川辺での4日目
　　　ふたばじいはようやく　川からあがりました
　　　
　　　「ふう〜〜〜〜、いやーいきかえったわい〜〜」
　　　
　　　「じいじ　げんきになったんだね」
　　　　
　　　「おおおお、おう！
　　　　このとおりじゃ！　いくぞ！」
　　　
　　　元気になり、早く出発したがるふたばじい...
　　　コトは、これから　この島での言動を
　　　しんちょうにしなければならないことを
　　　ふたばじいに説明します
　　　
　　　「じいじ、『あらぬの実』に近づいていくので
　　　　ことばも　行動も
　　　　うーんと、しんちょうにしなくてはいけないの」
　　　
　　　「おおおお、おう！
　　　　まかしとけ!!　」
　　　　
　　　「で、ここ、これはなんじゃ？」
　　　
　　　「すこし　きゅうくつだと思うけれど
　　　　しんぼうしてね」
　　　
　　　コトはふたばじいの葉に
　　　布を巻きはじめました.....
　　　
　　　　　◇　　◇　　◇

7月12日のトコトコイラストです。

みなさんこんにちは。
ふたばじい、4日目にしてようやく陸に戻ってきました。
しおれた葉も元通りになり、気力ももどって元気いっぱいです。

このお話し、
第1章は「静の部」、第2章は「転の部」と進めてまいりましたが
つぎの第3章は「動の部」の予定です。
第2章は次回で完了します。

お話しはひきつづきゆっくり進みます☆
ぜひまた、みにいらしてくださいね(^^)
●

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　　　　　・　　・　　・

「双葉 第2章-その13-」

7/9のトコトコイラスト「双葉　第2章-その13-」です。

この絵は一部分のトリミングです。全体は
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　　　　　◇　　◇　　◇

「双葉　第2章-その13-」

　　　清流の川辺
　　　ふたばじい　と　コト　と　小竜は
　　　ようやく　かわき　をいやすことができました
　　　
　　　ふたばじいはまるまる2日
　　　川にもぐってうごきません
　　　
　　　
　　　「じいじ　げんき？」
　　　
　　　「ぶくぶくぶく・・うんうんうん　ぶくぶくぶく・・・」
　　　
　　　「そろそろ　出る？」
　　　
　　　「ぶくぶくぶく・・うんうんうん　ぶくぶくぶく・・・」
　　　
　　　話しかけても
　　　返ってくるのは生返事・・・
　　　ちっとも動かない　ふたばじい・・・
　　　
　　　コト船からは帆を下ろし
　　　せっせせっせとおさいほう
　　　
　　　ちくちく　ちょきちょき
　　　ちょきちょき　ちくちく
　　　
　　　おだやかな日差しの中で
　　　くーくーくーくー　小竜はお昼寝
　　　ぶくぶくぶくぶく　ふたばじいもお水寝・・・
　　　
　　　　　◇　　◇　　◇

7月9日のトコトコイラストです。

みなさんこんにちは。
6月28日の夜にアップした“第2章-その12-”はご覧いただけていますか？
アップした直後に「お詫びとお知らせ」を入れてしまったので....
“第2章-その12-”に気づかれなかった方がいるかも.....と心配していました・・・。
もしお話が飛んでしまったぞ？　とおもわれましたら
ちょっと“第2章-その12-”もご覧になってみてください(^^)

さぁ、いよいよ場面が展開するのです。
ここから陸続きのところにコトの村があるのです。
そしてお話しはまだまだゆっくり続くのです。
また、みにいらしてくださいね(^^)
●

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「双葉 第2章-その12-」

6/29のトコトコイラスト「双葉　第2章-その12-」です。

この絵は一部分のトリミングです。全体は
artWorks＞Tokotokoillustration-01（2006.02.01〜）>>>>
のページでご覧いただけます。

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「双葉　第2章-その12-」

　　　あさもやの中...大海原を
　　　コトとふたばじいと小竜が旅しています
　　　
　　　コトは飲み水をすべてふたばじいにあげました
　　　
　　　塩水につかってしまったふたばじいは
　　　葉がしおれ、すっかり元気なく...
　　　
　　　コトも小竜ものどはからからです
　　　
　　　「ふうう.....はああ......もももも、もうだめじゃ....
　　　　こ・コトや......すまんかったのう.....
　　　　みみみみ、みずを、みみみ、みんなもらってしまったなぁ....
　　　　わしゃあここで...、
　　　　海の上で、かか、枯れるんかのぉ.....」
　　　
　　　「ちがうよ、じいじ、がんばって。
　　　　もうすぐ、もうすぐ島に着く。
　　　　島に着いたら、すぐに真水で洗ってあげるから
　　　　もうちょっとがんばって、もうちょっとがんばって」
　　　
　　　「あんたたちぃ、だいじょうぶ〜〜？」
　　　早起き鳥が心配そうにききました...
　　　
　　　「ケーーーーンっっっ」
　　　小竜がよろこびの声をあげました
　　　霧の晴れ間から見えてきたのは
　　　待ちに待った陸地です!!
　　　
　　　コトはちからをふりしぼって
　　　河口を求めて帆をはりました
　　　
　　　
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6月29日のトコトコイラストです。

たいへんお待たせいたしました。
ようやく陸地にたどり着きました。
いや.......そうじゃなくて、
ようやく第2章-その12-のアップができました(^-^;。

わたしや家人が体調を崩したわけでもなく
とくべつにお仕事がいそがしかったわけでもないのに...
いやはや、6月は時間密度高かったです.....(T_T)
そそ、ワールドカップもありましたものねっっっ(^^)
日本が敗退したいまも、しっかり見てますよ、わたくし...。
したがいまして、相変わらずの寝不足です(^-^;
ああ、あと、6月は我が社の決算期でもあるので
会社のお仕事も気が抜けず......。
そんなこんなで2週間も!!ぽ〜〜っかりと
あいだがあいてしまいました。

じいじをはやく真水であらってあげたいです(^-^;
おはなしはまだまだゆっくりとつづきます。
しばし朝もやの中で、のんびりしていってくださいませ....(^^)
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