9/29のデイリーイラスト「描かれたしあわせが本物であるように」です。
この絵は一部分のトリミングです。全体は
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◇ ◇ ◇
「描かれたしあわせが本物であるように」
わたしは彼の世界に土足で踏み込むような
無神経な人になりたくない
ツクリモノではない心を
理解することのできる人でありたい
わたしも偽物のエゴイストではない人間でありたい
(だからといって本物のエゴイストになりたいということではない)
描かれたもの
まことのもの
描かれたものだけでいいんだけど
後で後悔したくない
そこに果物があって
果物を描いた絵があって
その絵が置いてある風景があって
絵のある風景を描いた絵があって
それを見ている人がいて
つづく、つづく・・・
その中から
真実を抽出することに意味はない
感じたことを感じるだけで十分
・・・・・なんだけど・・・・
確かにそうなんだけど・・・
わたしはわたしが大事にしている「ココロ」を知っている
(・・・・つもり)
(その「ココロ」とは“虫けらにも劣る”とか“家畜同然”と
いう言葉が大嫌いなココロに似ている)
その「ココロ」に忠実に歩きたい・・・・
今気づかずに背いてしまって
後で「しまった」と思いたくない
◇ ◇ ◇
今日携帯電話を購入した。
その時に身元確認にみせたパスポートをすぐにコピーされた
コピーしたものをこんどはスキャンするという。
なぜそうするのか?
そうされなければならないのかと問えば
拒絶できるというではないか。
なら拒絶したいと言ったら、あっさり返してくれてスキャンもされなかった。
悪用する人がいなければ構わない、
ぜったい間違いが起らないなら構わない。
でも、間違いはたくさんおこっているし
誰がどんな要求をするかわからないし
誰が何を勘違いするかわからない。
閉じこもって陰に隠れていたいというのではない。
社会の役に立ちたいと思うし
目立っても構わないと今では腹もくくっている。
でも、勝手な解釈や勝手なイメージが独り歩きするのは困る。
虚飾や虚像が自分について回って
それを払拭できなくなるのはとても困る。
誰かがわたしを名乗ってしまえばそれが起りうる。
犯罪に利用されて冤罪のうたがいをぬぐうのに一苦労するなんて
とても困る。
まして、もっと嫌なのは
その加害者になること。そんなことはまっぴらごめん。
でも、ぜったい加害者になんてならない.....と断言できるだろうか?
いや。
たとえばどこかで誰かが意識低く噂したことが
めぐりめぐって私のところに届き、
それを信じてしまったことで
友人を裏切ることになってしまったらどうだろう。
もう立派な加害者じゃないか。
何かを信じる時。
自分が行動を起こす時。
責任を持とうよ。
誰かが言ったからそれを信じる・・・のではなくて
自分がそれを信じるからそれを信じる・・・と自覚しようよ。
わたしはプーの故郷をこの目で見に行く。
それがわたしの描くプーの世界をみせてくれるはずだから。
ミルンの描いた世界。
シェパードの描いた世界。
ディズニーの描いた世界。
今ディズニーをささえる人々が描いている世界。
どれとも異なるわたしの世界を描くために。
自分で見て責任を持って描くのであれば元気良く描ける。
それがわたしのスタイル。
わたしの描き方。
・ ・ ・
chiyokoです☆
昨夜、ものすごい睡魔に襲われながら最後のチェックが不備のままアップしたのですが、
この文章・・・・あまりにも難解ですね。数ヶ月後になって自分で読んでもなんのことやら、
わからなさそう〜〜(汗)
本日夜になってしまいますが、解説文を入れます。
内容的には私にとって大事なことなので、将来の自分がわからないのも困るので(^_^;)・・・
ちなみに最初に出てくる「彼」というのはブーの物語の登場人物、
「クリストファー・ロビン」くんのことです(^^)
投稿情報: chiyoko | 2005-09-29 12:12
どれくらいになるかしら、チヨコさんとお知り合いになって
こうやってお話をさせていただくようになったのは・・・
つみ重ねるたびに好きになる気持ち。
つみ重ねるたびにもっと知りたいと思う気持ち。
つみ重ねるたびに大切にしたいと思う気持ち。
チヨコさんのこころでクリストファー・ロビンくんに近づけば
すべてを開け放って見せてくれ、感じさせてくれるに違いないです。
そのことは強く、強くふるーるは信じています^^
にしもりちよこが描いた世界を楽しみにしている一人です☆
投稿情報: ふるーる | 2005-09-29 14:52
話がズレちゃうと思うけど、コレを読んで思い出したことがあって。
先日、北海道の空港でチェックの済んだ荷物に「シールを貼ってもよろしいですか?」と係官が言うので、「イヤです」と答えたらオロオロしていた。
「いいですか?」と訊くから「イヤです」と正直に言ったまでで、そんなに驚くなんておかしいじゃないか、と思った。
「あの剥がそうとするとバラバラになるヤツでしょ?それはイヤです」とあらためて言うと、「粘着力の弱いものもありますので、そちらでしたらいかがでしょう?」とまた質問され、今度は承諾した。結局何のシールも貼られなかったけど。
やっぱりズレてるかなあ、行動する時に責任と覚悟が必要、ということのように受け取ったんですけど。私の話の場合は覚悟が必要だったのは相手の方なんだけど。間違ってたらゴメンナサイ。
投稿情報: ジェイクパパ | 2005-09-29 16:32
ふるーるさん☆
うう〜ありがとうございます〜(T_T)
クリストファー・ロビンくんとは、今、直接お話しをうかがっているかのような気持ちで彼が書いた本を読んでいます。
わたしが今回プーの里に行こうと思ったこと、それにはいろんな訳があったのですが、そう思うわたしの気持ちはまるで先にご存知でいらしたたかのような(ある意味ではその通りなんですが)、彼のひとことひとことが胸にしみています。
ふるーるさんはわたしが驚くほど多くの作家や本をご存知で、それも、ただ知識として知っているのではなく、深く愛していらっしゃいますよね。
そういう方は作家にとってとても大切な読者で、鑑賞者で、教師で、またかけがえのない同士なんじゃないかと思うのです。
わたしの描く世界はふるーるさんのような方に守られて育てられて変化して行くのだと思います。
これからもどうぞ暖かくお見守り下さい!!
よろしくお願いいたします。
投稿情報: chiyoko | 2005-09-29 19:31
イッショウさん☆
コメントうれしいです。どうもありがとうございます(^^)
ええ、そうなんです。
わたしの言わんとするところを上手な日本語で言い表してくださってありがとうございます。まさにそれ、「行動する時に責任と覚悟が必要」ということなんです。
そのことを「作家の創作(とそれを受け止めるもの)の責任と覚悟」というお話と「個人情報の取り扱い(と取り扱われるほう)の責任と覚悟」の2つの観点から、お話したのです。
「いいですか?」という質問には「いいです」と「イヤです」の2つの返答があることを覚悟して訊ねるべきですよね。このことを覚悟しないで「習慣」で質問する人に、その人の「習慣」と違うほうの返事をすると驚かれるってこと、わたしもよくあります。
いや、正確に言うと、わたしはあまり言わないけどわたしの連れが言うから・・・(^◇^)
、、、、んで、わたしもいっしょに驚いたりしてます(^^)。
「イヤです」の選択肢が選べないんだったら、そもそも質問が間違っているんですよね。
それにしても、あのシールには参ります。わたしもできることなら貼って欲しくないと思ってしまいます〜。。。。
盗難防止、荷物のすり替え防止には驚くほど効果を発揮すると思うけど、うっかり取ろうとするとバラバラのこなこなになっちゃって、そのバラバラがなおかつシールでぺたぺたくっついちゃってほんとに困ります。
あれには空港のお掃除をされる人が一番困っているのじゃないかしら・・・(^^;。
投稿情報: chiyoko | 2005-09-29 21:13
しーるいやですよね!それと航空会社の職員のマニュアル化されている全てに嫌気がさしてて最近飛行機を極力避けてます。飛ぶのは大好きだけに悲しいです。疑問を持つ事に無関心になってしまっている様な世界と接した時もすごく悲しいです。必要な事かもしれないからって自分が納得したときが一番寂しいです。
投稿情報: kiko | 2005-09-29 23:19
kikoさん☆
おはようございます(^^)
ねーそうですよね。シールいやですよね。
航空会社のマニュアル化されている全て・・・・というのはつまり
心のこもっていないサービスを感じる、ということなのでしょうね。
フライト・アテンダントさんも派遣の時代ですものね(;。;)
必要悪を納得し受け入れる瞬間って・・・寂しいですよね〜。
わかりますわかります。
だからいいのよね、納得しなくて(^^)
それだと摩擦は起きるけど
自分の心にまっすぐなのはとてもすてきだと思います。
投稿情報: chiyoko | 2005-09-30 10:32