9/3のデイリーイラスト「心を傷つけてしまった少女」です。
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◇ ◇ ◇
「心を傷つけてしまった少女」
少女はしりませんでした
自分が何をしていたのか
ただ忘れまいと、こころに記憶していただけのつもりでした・・
少女の記憶法
心に刻む刻み方は
治ることの無い傷を自分の心につけていたのだということを
少女はまったく知りませんでした
愛する気持ちがおかしてしまった過ちは
取り返しのつかない破壊を行い
そこに残ったのは
かつての少女のみずみずしい心ではなく
灰のように乾いてしまった
かなしいかなしい心でした
少女がしなければいけなかったのは
自分を傷つけることではなかったのです
少女がなすべきだったのは
だまって静かに待つことと
やさしく微笑むことだったのです・・・
愛しい人が悲しみから帰ってきたら
愛しい人が怒りの底から帰ってきたら
やさしい笑顔で迎えてあげること
ただそれだけだったのです
◇ ◇ ◇
すみません、ちょっとかなしいお話ですね・・・。
でも、どうしても今日書いておきたかったので書きました。
もし愛しい人のしあわせを望むなら
決して自分を犠牲にしてはいけないのです
たとえそれが自分の犠牲であろうとも
犠牲の上にしあわせは来ないのだ...と
そのことは愛しい人を悲しませ救いの無い怒りの中へ
招き入れる結果しか待っていません
やっかいなのは、自分を傷つけていることを
少女自身が自覚できないことなのです
つらいのは愛しい人が悲しんでいるからなのだ・・・と
愛しい人が怒っているのがつらいのだ・・・と
その痛みの中に埋没してしまっているからやっかいなのです
大切なのは愛しい人も少女も、ずっとずっと笑顔でいること・・・
愛しい人のしあわせを望むのならば
愛しい人の悲しみをこわがってはいけない
愛しい人の怒りをこわがってはいけない
悲しみも怒りもしあわせの一部なんだとわかってほしい・・・
いま自分を傷つけてしまっているあなたに、
つらい日々と戦っているあなたに、
自分を傷つけるスパイラルから
どうか早く出てきてほしい・・・
それをつよく強く言いたかったので
書いておきます。
・ ・ ・
かなしいお話しですね。
>もし愛しい人のしあわせを望むなら
>決して自分を犠牲にしてはいけないのです
これは二人の基礎となる大切なことでしょうね。
チヨコさんがこの少女に伝えたかったことが
正しく優しく伝わりますように。
投稿情報: ふるーる | 2005-09-04 13:30
ふるーるさん☆
ありがとうございます〜(^^)
頭ではわかっていても
無意識に反応してしまっていることって
なかなか変えられないんものですよね・・・
それでも、繰り返し繰り返し意識することで
習慣は変えられるものだと信じています(^^)
投稿情報: chiyoko | 2005-09-04 16:19