7/16のデイリーイラスト「砂粒の輝きを失わないで」です。
この絵は一部分のトリミングです。全体は
artWorks>Dailyillustration-03(2005.03.28〜)>>>>
のページでご覧いただけます。
◇ ◇ ◇
「砂粒の輝きを失わないで」
魔王が友の心をさらっていく
人の心など知り抜いている賢い魔王
誘惑し翻弄され友人達がさらわれていく
砂粒のようにちいさくて
金色に輝く友人達よ
どうか魔王に心を奪われないで
魅力的で才能豊かで神のような
その魅力の虜にならないで
友よ
その輝きが失われてしまう前に
目覚めておくれ
あなたの輝きに魔王はいらない
かなうことのない愛に心奪われないで
砂粒の輝きは
魔王の輝きに負けないほどに
美しいのに・・・・
◇ ◇ ◇
今日の1枚です。
魔王はだれもが魅了される存在で
本人が望んでそうなったわけではなくても
大きな存在になってしまう
彼は自分にはない、ちいさな輝きがうらやましい。
ちいさな輝きにちょっかいをだすのは
その輝きがうらやましいから。
魔王には魔王のスケールがある。
砂粒にかまう必要などないはずなのに
砂粒が気になって仕方がない。
なぜならちいさな輝きがうつくしいから。
たのしそうだから。
でも最後まで魔王は自分がちいさな砂粒の仲間にはなれない。
ただ魔王にあこがれた砂粒たちの輝きが失われていくだけ。
魔王自身が小さな砂粒になれれば
みんなが幸せになれるのか?
ただわかっているのは
魔王の力がなくなれば
今とれている均衡が崩れてしまうこと。
魔王のカナシイ宿命は
魔王自身が受け入れなければならないもの・・・。
魔王のせつないあこがれは
しょせん手に入らないまぼろしの輝き。
ああー魔王…。
なぜわたしは魔王に感情移入してしまうのかしら。
ちからのあるものは、適当な距離をおいていないと、
こわしてしまうのですよね、せっかく育まれたものも。
太陽が近づきすぎると、すべてを燃やし尽くしてしまうように。
投稿情報: のんのん | 2005-07-17 00:47
のんのんさん☆
おひさしぶりです、ありがとうございます☆
そうそう、ちからあるものは、ちょっと握手をしたつもりで相手の骨を折ってしまったり。。。。
他との付き合いが難しいのですよね。
太陽!! すばらしい、いい例ですね〜っっっ
太陽は遠くから眺めているからこそ明るくて暖かいのですよね(^^)
投稿情報: chiyoko | 2005-07-17 02:52
この件に関しては何も言うことはありません。
投稿情報: ルシファー | 2005-07-17 14:56
ルシファーさん☆
何もいうことがないというコメントを(^^)ありがとうございます。
ルシファーさんは別名魔王さんとかサタンさんとか堕天使さんとかベルゼブブさんとか目フィストフェレスさんとか、、、
お名前がたくさんあってたいへんですね(^^)
もともと全天使の長でいらしたルシファーさんが神と敵対して天を追放されてしまったという説もありますし、
またアダムとイブを含む人間なるちっぽけな者達に嫉妬されたという説もありますし・・・。
魔王さまの悲哀は、やはりわたしのようなちっぽけな砂粒人間からは想像もつきません。。。。
先日この絵を描いて、このコメントを書いてから
わたしの頭の中にはフランツ・シューベルトさんが作曲された歌曲「魔王」がくり返しくり返し鳴り響いております(^◇^;)
投稿情報: chiyoko | 2005-07-18 02:40