イラストレーターにしもりちよこ の ど-も-のブログ

「ひだまり：背の高い木」

7/21のデイリーイラスト「ひだまり：背の高い木」です。

この絵は一部分のトリミングです。全体は
artWorks＞Dailyillustration-03（2005.03.28〜）>>>>
のページでご覧いただけます。

　　　　　◇　　◇　　◇

「ひだまり：背の高い木」

　　　気に入っている店
　　　お茶もおいしい
　　　店員も店内もいつも感じが良い
　　　おちつけてリフレッシュできる
　　　
　　　この店の植物はいつ来ても幸せそう
　　　今も
　　　ほら
　　　午後の日をあびて
　　　しあわせそう

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

店というのは不思議な場所で
公共の場のようでありつつ私的な場所。
隔たり無くいろんな人が出入りしているようで
似た種の人が集まりやすいもの。

自分のお気に入りの店を見ると
自分でも気づいていない
自分の一面に気がつけること.......ありますよね。

「レンズの魔法」

7/20のデイリーイラスト「レンズの魔法」です。

この絵は一部分のトリミングです。全体は
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　　　　　◇　　◇　　◇

「レンズの魔法」

　　　その時、
　　　レンズは何を歪めて
　　　何を映して
　　　何をみせているのだろう
　　　
　　　その時、
　　　レンズの向こうでは
　　　何が戯れて
　　　何が極上の光をあびているのだろう
　　　
　　　レンズの魔法
　　　光の魔法
　　　
　　　歪め終えて
　　　焼き付け終えた
　　　その美しい映像を
　　　わたしは外で待つ
　　　わくわく待つ

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

本人に許可をもらって
作品にさせてもらいました。
ご存じの方もたくさんいらっしゃると思いますが
ご存じのない方には初めまして(^^)、
うちの魔法使いです。

わたしも撮影するのだいすきですが
うちの魔法使いが撮影したものをみせてもらうのは
もっと好きです。

カメラってすばらしいですよね。
カメラってほんとすてきですよね(#^.^#)。

「賢い夫人の灯火」

7/19のデイリーイラスト「賢い夫人の灯火」です。

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　　　　　◇　　◇　　◇

「賢い夫人の灯火」

　　　紫の
　　　可憐なドレスを身にまとい
　　　賢い夫人は庭の華
　　　実りても
　　　はじけてよりそい
　　　酢漿草の子ら

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

ムラサキカタバミの実です。
酢漿草と書いてカタバミと読みます。
わたしにとってカタバミは子供の頃からたくさん咲いていたなじみ深い花なのですが
もともと日本に咲いていた花ではないのですよね。
どことなく西洋の匂いがしますものね。
黄色いカタバミや紫のカタバミなど、様々な色のカタバミがあります。

カタバミは雑草なのでしょうけれど、花は可憐で、花が咲くとついつい抜いてしまいにくくなります。
そして実れば、はじけて種を飛ばすだけでなく、
あたりのものにぴたっとくっついて、移動手段も心得ているのです。
たくましく種を残すさまを見ていると
「賢い夫人」という花言葉にも、なるほど、、、とうなづけます。

イラストの「賢い夫人の灯火」はカタバミの実が燭台のようなので
ロウソクに見立てて灯火を散らしてみました。

(^^)

「靴」

7/18のデイリーイラスト「靴」です。

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「靴」

　　　毎日毎日地べたで
　　　働いて働いて
　　　くたくたになって
　　　支えてくれている靴
　　　靴に感謝しようじゃないか
　　　靴と共に足の裏にも感謝しようじゃないか
　　　足の裏にやさしい靴をはこうじゃないか

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

以下に坂村真民さんの詩を掲げます。

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「尊いのは足の裏である」(坂村真民）

　　　尊いのは
　　　頭ではなく
　　　手でなく
　　　足の裏である

　　　一生人に知られず
　　　一生きたない処と接し
　　　黙々として
　　　その努めを果たしてゆく
　　　足の裏が教えるもの

　　　しんみんよ
　　　足の裏的な仕事をし
　　　足の裏的な人間になれ

　　　頭から
　　　光が出る
　　　まだまだだめ

　　　額から
　　　光が出る
　　　まだまだいかん

　　　足の裏から
　　　光が出る
　　　そのような方こそ
　　　本当に偉い人である

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大切な人の足の裏をもんであげようっと・・・（*^_^*）（ち）

「根が生えて」

7/17のデイリーイラスト「根が生えて」です。

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「根が生えて」

　　　根が生えて
　　　動けない
　　　
　　　そばに行きたいのに
　　　根が生えて
　　　行けない

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今日の1枚です。

いま出来ないと思っていても
奇跡はきっとおこる。
信じれば願い続ければかならずできる。

「砂粒の輝きを失わないで」

7/16のデイリーイラスト「砂粒の輝きを失わないで」です。

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「砂粒の輝きを失わないで」

　　　魔王が友の心をさらっていく
　　　人の心など知り抜いている賢い魔王
　　　誘惑し翻弄され友人達がさらわれていく
　　　
　　　砂粒のようにちいさくて
　　　金色に輝く友人達よ
　　　どうか魔王に心を奪われないで
　　　魅力的で才能豊かで神のような
　　　その魅力の虜にならないで
　　　
　　　友よ
　　　その輝きが失われてしまう前に
　　　目覚めておくれ
　　　あなたの輝きに魔王はいらない
　　　かなうことのない愛に心奪われないで
　　　
　　　砂粒の輝きは
　　　魔王の輝きに負けないほどに
　　　美しいのに・・・・

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

魔王はだれもが魅了される存在で
本人が望んでそうなったわけではなくても
大きな存在になってしまう
彼は自分にはない、ちいさな輝きがうらやましい。
ちいさな輝きにちょっかいをだすのは
その輝きがうらやましいから。

魔王には魔王のスケールがある。
砂粒にかまう必要などないはずなのに
砂粒が気になって仕方がない。

なぜならちいさな輝きがうつくしいから。
たのしそうだから。

でも最後まで魔王は自分がちいさな砂粒の仲間にはなれない。
ただ魔王にあこがれた砂粒たちの輝きが失われていくだけ。

魔王自身が小さな砂粒になれれば
みんなが幸せになれるのか？
ただわかっているのは
魔王の力がなくなれば
今とれている均衡が崩れてしまうこと。

魔王のカナシイ宿命は
魔王自身が受け入れなければならないもの・・・。

魔王のせつないあこがれは
しょせん手に入らないまぼろしの輝き。

「暑い日」

7/15のデイリーイラスト「暑い日」です。

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「暑い日」

　　　今日はとても暑かった
　　　暑い都心を歩く人々の表情はいっそう暑そうだった
　　　クーラーと　ビールと　おしぼりが恋しそうな1日
　　　逆に暑い日の熱いお茶もおつなもの
　　　
　　　涼しくなった夜の自室
　　　Eric Claptonの「Change The World」が
　　　しずかに心をほぐしてくれる
　　　
　　　「Change The World」？
　　　それはとても希望のある言葉だわ
　　　でも、
　　　その前にまず一風呂あびようか・・・

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

電車に乗るとクーラーが効きすぎて寒いんです。
せっかく外の暑さに慣れていたカラダが涼しい車内に慣れた頃
また外に出るので暑さが倍になるのです。
温度差が激しいと熱射病になりやすいし....
クーラーの効きが良すぎる電車は困りもの。

だけどその電車の窓をあける勇気は
わたしにはありません。(^◇^;)

仕方がないので、暑い暑い夏でも
上着を常に持ち歩くことになる。。。。

冷やしては暖め
暖めては冷やし・・・

エネルギー・・・無駄遣いしているなぁと
ためいきをつきながら。。。。

「視線」

7/14のデイリーイラスト「視線」です。

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「視線」

　　　視線
　　　
　　　寂しいか？と問えば
　　　いや　とこたえる
　　　
　　　楽しいか？と問えば
　　　ああ　とこたえる
　　　
　　　悲しいか？と問えば
　　　いや　とこたえ
　　　
　　　しあわせか？と問えば
　　　ああ　とこたえる

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

大量に速く
大きな勢で大きなことを
動かしたり変革したり
主張したり処理したり

それは若さならではのエネルギー

密度の高い
静かな思考で
確実にそっと動かす

年輪を重ねたひとだけができる
それ・・・・
とてもすてき

・・・わたしもそんなひとになれるかなぁ

「いないいないおばけ」

7/13のデイリーイラスト「いないいないおばけ」です。

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「いないいないおばけ」

　　　出しっぱなしのハサミ
　　　使いっぱなしのコップ
　　　しまい忘れのノート
　　　しまい忘れの財布
　　　
　　　いないいないおばけはそうしたものがだいきらい
　　　みつけるとさっさと捨ててしまいます
　　　
　　　いないいないおばけは
　　　みんないないいないにしたいのです
　　　いないいないおばけに消されてしまわないように
　　　定位置に置いておいて下さいね
　　　
　　　ご用心
　　　ご用心

　　　　　◇　　◇　　◇

今日の1枚です。

元の場所にかたづけておいてくれるのなら
ありがたいんですけど(^◇^;)
捨てられちゃうのは・・・・・こまるなぁ。

いまわたしの机の上は
「捨てられたら困るけど定位置に置かれていないもの」で
あふれかえっています。
「なくなったらこまるなぁ」という潜在意識が描かせたとしか思えません〜(;^_^A

「カプチーノ」

7/12のデイリーイラスト「カプチーノ」です。

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「カプチーノ」

　　　珈琲とクリーム
　　　混ざるようでまざらない
　　　夢を描くカプチーノ

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今日の1枚です。

わたしはチーズはだいすき。
ヨーグルトもだいすき。
でも牛乳、生クリームがダメ。
だからカプチーノは飲んだことのないあこがれの飲み物なのです。
お気に入りの店には、カプチーノにすてきな絵を描いてくれる
Mitchellという名のバリスタがいます。
彼のカプチーノが見たいがために連れが珈琲を飲みたいときにはカプチーノを頼むように乞うのです。
そして連れがその絵をくずしながらおいしそうに飲む様子を見るのが好きなのです。

とてもおいしい味を想像しながら
しあわせになって眺めています。