3/27のトコトコイラスト「双葉 第2章-その1-」です。
この絵は一部分のトリミングです。全体は
artWorks>Tokotokoillustration-01(2006.02.01〜)>>>>
のページでご覧いただけます。
◇ ◇ ◇
「双葉 第2章-その1-」
ふたばじい と 少年コト と 小竜 が
ひろ〜い、ひろ〜〜い土の平原をあるいています
「なななな、なんじゃここは。なんにもないところじゃのう。
水もない、草もない。鳥もいない、クマもいない。
はあ、たいくつじゃ、たいくつじゃ」
不平不満を言うふたばじいに コトが言いました。
「だいじょうぶ、一週間もあるけばこの地はおわる」
「いいいい、一週間もつづくのか???
うあ〜〜 たいくつじゃ たいくつじゃ〜〜」
ふたばじいはひとりぶつぶつ不満を言います
コトはそんなふたばじいでも、
旅の供がいるのがうれしいようです
小竜はたのしそうに
上下しながら飛んでいました
乾いた風が吹き渡ります
遠くで木の割れる甲高い音が響きました
◇ ◇ ◇
3月27日のトコトコイラストです。
たいへんご無沙汰いたしました。
3月は年度末で、日本中がな〜んとなくあわただしいですね。
わたしも思うように時間がとれなくて
3月も最終週を迎えてしまいました。
ちょっと強引に時間を作って
ふたばじい を描きました(^^)
描いている間はしあわせいっぱいです☆
1人と2匹、、、いえ、2人と一匹でしょうか。
なんとかおとなしく(?)歩いてくれています。
このおはなしは、
第一章の間、ずーっと同じ場所を舞台にしていたので
今回初めて舞台が変わりました。
ふたばじいがもっているフクロの中には
第1話の最後にふたばじいが手にしたタネ
「あらまほしの実」がはいっています。
(コトが持ち帰った殻の方ではありません(^^;・・・)
お話はますますゆっくりとつづきます。
どうぞ、よろしくおつきあいください。
(^^)
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