サンちゃんとリーテ（日々のつぶやき）

「2014年 謹賀新年」

「2014年　謹賀新年」

みなさま、2014年、あけましておめでとうございます。

2014年がみなさまにとって、

すばらしい年になりますように♪

 

あ〜〜なんということでしょう（^^;
わたしが当ブログに記事を投稿するのは
去年の新年のご挨拶以来(＠_＠)
実に、きれいに、きっかり、わかりやすく
1年ぶりでございます。

去年のわたしは、
新しいオフィスと新しい住みかに、慣れて、なじんで…
新しい環境によってつくられる
あたらしい自分の常識を構築する1年でありました。

その2013年の最後の最後の2013/12/30に
わたしは、わたし用のモバイルパソコンを1台注文しました。
あまりにも年末ギリギリだったので
発注しても相手の会社は年末年始のお休み中なため、
まだ受注もされていません（^^;
新年2014/1/6に受注されて、そこから発送されるようなので
1週間以上おあずけです。

あたらしい技術が可能にする、新しい道具。
その新しい道具が可能にする
新しい常識♪

今までの道具立てではできなかったことを
新しい道具が可能にしてくれるのではないか、という期待がひろがります。

今年は、
その新しい道具が参加することで
あたらしく生まれる常識に期待大です。
去年とはまたちがう
モノ作りが出来るようになるかな〜〜♪

◎

スポーツの世界でも、
コンピューターの世界でも
年々、常識はやぶられ変化します。

2013年に登場したMacProは「パーソナルコンピューター」なのですが、
日本の「スーパーコンピューターに分類される基準」
に到達するほどの高性能でした。
でも、サイズはトイレットペーパー2個くらいの
小さな小さなサイズになって登場しました。
ここでも常識が破られたなぁとわくわくしました。
（あ、わたしが今回購入したのは残念ながらMacProではありません（^^;）

2014年は、
オリンピックもありますし、
わたしには新しいモバイルパソコンの参加もありますし（^^;
いったいどんな基準や常識が
くつがえされる年になるのか
とーっても楽しみです（^^;

 

どうぞすてきな1年を！！

「2013年 謹賀新年」

みなさま、2013年、あけましておめでとうございます。

2013年という年がみなさまにとって、

すばらしい年になりますように♪

 

さて、わたしが当ブログに記事を投稿するのは
本当に久しぶりでございます。
こんなに止まってしまった一番大きな原因は
「2020年計画」です。

思えば、はじまりはおととし、2011年の春のこと…。

約10年後の2020年に
自分たちはどうなっているだろう…？
とぼんやりと考えてみたのですが
かなり思い切って腰を上げなければ、
今のままの10年後になってしまいそうな気がしたのです…
10年後が同じなら20年後も同じなんだろうか？
いやいや、それは
自分が望んでいる事とちがうなぁ…
と思ったのです(^-^;


2020年には、少なくとも、少しでも
自分が望む環境に近づいていたい。
そのためには今から何かしよう！
今何をすべきか計画しよう！
そして、ひとつずつ実行しよう！
それが「2020年計画」でした。

そして「2020年計画」を少しずつ進め始めると
あっというまに、壁にぶち当たってしまいました。

「いまの環境では、ぜんぜんだめだ…（>_<）」

そう、
そもそも今いる場所から変えないと
だめだということに気がついたのです。

そして計画はみるみる大掛かりになり
8月には具体的に引っ越す話が出てきたのですが
そこからは、ひとつひとつ「するべきこと」を
行動していかなければなりませんから大変です。
日常の仕事も行いながらなので
時間がまったく足りず、日々時間に追われていました。

それでも、8月、9月、10月と
「2020年計画」はどんどん加速しました。

そうして、比較的仕事の休みが取りやすい
お正月休みを利用して去年2012年の12月末から1月にかけて1回目、
4月から5月にかけてのゴールデンウィーク前後を利用して2回目と
2度に分けて
あたらしい事務所に引っ越しを完了しました。

この引っ越しの無謀さはとても言葉で言い尽くせません（^^;
多方面の多くのみなさまに、ものすご〜くお世話になりました。
（お世話になったみなさま、
　　　ほんとうにほんとうにありがとうございました！！！）

そうして、超強引な引越のおかげで、
「2020年計画」はぐぐっと進展をし、
「2020年に望む環境」に一歩近づくことができました。

でも、ここで止めてしまっては、
本当に望む2020年の環境は手に入りませんから、
もっともっと、完成度を高めていきたいと思います。

話はちょっと変わりますが（^^;
山に登るときに必要な山登り用品というのは、
酷暑や極寒の中でも命を守れる機能を備えている上に
すごくコンパクトですごく軽いという、
すぐれたものばかりなんですよね。

今回わたしは引越前と引越後の荷物の多さに大反省しました（^^;
そして改めて、
山登り用品って見習うところが多いぁ〜と実感しています。

山登り用品の発想を見習って、
さまざまな身の回りのものを
できるだけコンパクトに、
できるだけ身軽にして
常に動きやすくしていきたいと思っています（^^;

そんなわけで、
今年も「2020年計画」は継続します。

でも、ようやくこうして新年のブログをアップできるようになりましたので
すこしは身軽になって来たのだろうと思います♪
今年はこのブログにも頻繁に更新を出来るように
ますます「2020年計画」を押し進めて身軽化をはかります。

そうして「2020年計画」と並行して、
今年も、やりたいことをひとつでもふたつでも、
実行していきたいと思います！（*^-^*）

「習慣」

カレンダーは
はやくも9月の半ばをすぎている

明日の準備
明後日の準備
…とか
今日の後片付け
昨日のお礼
…とかをするだけで
一日は「ぴゅぴゅっ」と過ぎていく

最近の習慣で加わったことと言えば
「さんぽ」。
どんなにいそがしくても
かならず「さんぽ」をする日課を復活させている
短くても30分、
長ければ1時間半くらい散歩をする


毎週早朝にお弁当をつくる
っていう新しい習慣もふえている…
お弁当って妙においしいよね


結局のところ
習慣が
自分の人生そのものなんだなぁ
と思う　今日この頃です…(^^;;;;;


※イラストは文章とは関係なく
“みみながねずみ”の親子です

だいじ の まいぶーむ

勉強ってだいじだな

考えるってだいじだな

成長ってだいじだな

知るってだいじだな

分類ってだいじだな

混ぜないってだいじだな

食べるってだいじだな

寝るってだいじだな

楽しいってだいじだな

笑うってだいじだな

かわいいってだいじだな

大好きってだいじだな

だいじってだいじだな

動くってだいじだな

素直ってだいじだな

曇らないってだいじだな

いろんなだいじ…
いま
混ぜない　が　まいぶーむ

はかるシリーズ：集中力

集中力があって
気がちらないって
すごくいいことだよね

どのくらい集中力があるかって
はかれるのかなぁ…?

↑集中して本を読もうと思ったのに
ちょろちょろしている虫がつい気になってしまうリーテの図

ちいさな“たのしみ”

なにか
たったひとつでもいい
なにか
ほんとにささいなことでもいい
今日の“たのしみ”があるといい

自分で注文した商品がとどくのだって
すてきな“たのしみ”

お友達とおでかけするのだって
とってもすてき

なにか
ほんのちょっとでいいから
今日の“たのしみ”があるといいよね





つくりおいておいた
おかずを　いただくっていうだけだって
なかなかの　たのしみになります（^^）

「いっこずつ が できない」

リーテは
とにかく
欲張りなのだ

あれもこれも
それもどれも　
みんなみんなやりたくて
目標が超〜〜高くなってしまうのだ

そして結局
たいしたことは出来なくて
がっかりするのがオチなのだ

日本中の新しい一歩のために

まいごちゃんのシリーズを連載している間、
わたし自身の生活にいろいろ変化があったりして
慣れないリズムになかなか対応できず
途中で掲載がとぎれとぎれになった時もありました

なんとか最後の方は（夏休みだったこともあり）
ペースを取り戻して掲載することができました
気長におつきあいくださり
本当にありがとうございました

お気づきの方もいらっしゃると思いますが
まいごちゃんのシリーズは
今年の大きな出来事と密接に関係のある
「エネルギーと幸せ」に主題がある物語です
あまりにもタイムリーなため
今連載するべきか、それとも
この時期の掲載は避けるべきか…ずいぶん迷いました
でも逆にタイムリーなために
このお話しを書き上げてからでないと
私自身が先に進めないような気がして
自分の思いを整理するためにも
思い切って書きはじめました

いろいろ手直ししたいところは残っているものの
おかげさまでなんとか今日こうして
「まいごんち」まで完結させることができました
ご覧下さったみなさまに心から感謝申し上げます

◎

日本中の新しい一歩のために

日本中の一歩が、力強く、しなやかに踏み出されることを祈りながら
遅ればせながらわたしも
新しい一歩を踏み出そうと思います
みなさんにとって　あしたが　すてきなあしたでありますように
☆

「まいごんち」（65）

まいごちゃんのおぢちゃまが
チカラを発揮するために不可欠だったものは
“誰にも邪魔されない”
“心地よい風の吹く”
“広い空と豊かな自然に囲まれた場所”
なのでありました

おぢちゃまのいちばんお気に入りの仕事場はご覧のように
煙突のように空高く突き出した場所にあって
仕事中のおぢちゃまをだれも邪魔しません

見晴らしの良いこの仕事場で
おぢちゃまはこの後もたくさんたくさん
すばらしい発明をすることになります…
そして後に「パーファン研究記」の中で
《あの誘拐事件を境に
わたしの研究は“足すこと”から“引くこと”に
180度方向変換した
それはとてもすばらしい気づきだった》
と語ることになるのです

とはいえ、それはまだ
ず〜っと先のお話しです（^^）

［40］まいごんち［完］

「まいごんち」（64）

カンちゃん
「そういえば
まいごちゃんのおぢちゃまが
頭脳を働かせるためにひつようだった
“あるもの”って
いったいなんだったんでしょうねぇ」

 

「まいごんち」（63）

お客さんも無事に帰って
ほっとした
ぼっちゃんのもとに
とっても悲しいお知らせが届いたのでありました…

ぼっちゃんがまいごちゃんにあげた指輪が
まいごちゃんから
返されたという知らせでありました



1歳にして、早くも
にがい失恋の味を知った
ぼっちゃんなのでありました

「まいごんち」（62）

ビルぼっちゃんは
だいじなお客さまの
おもてなししなければいけないのに
まいごちゃんとおぢちゃまを助けに行っていた

その間、おっさんが
お客さまのお相手をして
時間をかせいでいた

お客さまがしびれを切らして
帰ろうとした時に
ぼっちゃんの冒険劇を演じて
場を持たせてくれたのは
ぼっちゃんの“いとこ”の
“五つ子”たちだった
（「ビル坊のいとこ」参照）




そしてその後
無事にぼっちゃんが戻り
お客さまのお相手をして
ことなきを得たのだが…

「まいごんち」（61）

まいごちゃんと
おぢちゃまと
シタッパドリさんとマント隊は
サンちゃんやリーテたちといっしょに
ひさしぶりに平和な
夏の一夜をたのしみました…

そして、夕焼け色にかがやく丘の上で…
今日の決意を、あらためて
こころに誓うおぢちゃのなのでありました

おぢちゃま
「サンドロ殿のおかげで
“まいごんち”は
今日から変わるのだ〜〜

わしは新たに
困らない・傷つかない・平和な
“引く”ためのシステムを
発明するのだ〜〜

そして
わしの持てるすべての技術は
花火のように
公開するのじゃ〜〜」


 

え？
びるぼっちゃんはどうなったのかって？  (^^;
それはね…

「まいごんち」（60）

おぢちゃま
「まいごや〜〜っっ
こんなにちいさいおまえが
すでに　なん度も誘拐されて…

考えてみれば
おまえの両親…わしの弟夫婦の交通事故だって
わしのせいだったのかもしれん…

そしておまえがわしと暮らしはじめてからというもの
ずっと危険な目にあわせてしまって
苦労をかけて
すまんかったなぁ

いいか、
これから“わがや”…いや
“まいごんち”は
変わるぞ〜〜

いままでは平和と縁のなかった
“まいごんち”じゃったが
きっと、しあわせな“わがや”にしてみせるぞ
わしはまいごをしあわせにしてやるぞ！！
やくそくするからな！！！
みててくれ、まいごや」

「まいごんち」（59）

おぢちゃま
「足すことじゃなく
引くことじゃな！！
おまえさんの言う通りわしは
いままでに発明したものをみな公開するぞ！！
そして、それでも秩序をたもちつづける方法をこそ
発明せねばじゃ！！！！！！！！
さあてこれからがたいへんじゃ

今日という日は
なんという日じゃ
なんという日じゃ〜〜っっっ」

「まいごんち」（58）

おぢちゃま
「な・な・な・
なんと！！！

な・な・な・
なんと、なんと！！！
それじゃ！！
まったくそのとおりじゃ！！！！

わしは自分が発明した物を
悪用されんようにと
発明した物をかかえ込んで
守って守って…
法のもとで管理することしか
してこんかったし

わしは引くことの発明を
いっさいしてこんかった！！！
ありがとう！！
サンドロ殿よ！！ありがとう！！！
これからわしは引くことの
発明をするぞ！！
いっぱいするぞ！！
今日からわしは生まれ変わるぞ！！」

サンドロ
「い…いや…だから…」

「まいごんち」（57）

サンドロ
「だいじなことはよ
みんなに“ただ”で使わせても
世の中が混乱しないことだろ？
秩序をまもるっつーか　なんつーか、
そういう“仕組み”を考えるところに
オメーさんの
その頭をつかえばいいじゃねーか

“きらきらエネルギー”とやらも　
ほかの“なんとかエネルギー”も
オメーさんは
“エネルギーそのもの”　を　“作り出した”んじゃなくて
その“取り出し方”とか“使い方”を
発見したってことなんだろ？

その“発見した使い方”をかかえこんで
金持ちになっているわけだろ？
そのかかえ込みが
“まいごの受難の元凶”　なんじゃねーかとおもうぜ

かかえ込む  =　“足すこと”で
かかえ込まない  =　“引くこと”なんだよ」

「まいごんち」（56）

サンドロ
「当の本人のびるぼうを
みならえってことよ

びるぼうは、たまたま
おめーさんたちの誘拐事件にでくわしたから
助けたってだけで
な〜〜んもほしがらねえぜ


おめーさんが
発明したもんを特許とるのはいいとしてもよ
発明したもん
いっそぜーーんぶ公開しちまって
みんなに
ただで使わせちまえばいいんでないの？
そのほうがよっぽど
世の中のためになると思うぜ」

「まいごんち」（55）

サンドロ
「どうせあれだろ？
おめーさんが　かんがえてんのは…

びるぼうのチカラを分析して
その謎が解明出来れば
ものすご〜く　人々の役に立つことに
転用できるぜ！！！　…とか

そんで、そのチカラがあれば
あれもできて　これもできて
あんなことにも役立てられて
つぎつぎと　すげー発明ができるぜ！！！　…とか
そんなこと　かんがえてんだろ」

「まいごんち」（54）

まいごちゃんの
おぢちゃまは発明王

特許をたくさん持っていて
商品もたくさん出していて
とにかくとっても大金持ち

おぢちゃまの頭脳や
おぢちゃまのお金をねらって
つぎからつぎへと泥棒や誘拐犯がやってくる…

おぢちゃまが新しい発明をすれば
またそれがあたらしい富をもたらす
…それだけならばまぁ、いいんだけど
そのために
こんなにしょっちゅう
まいごちゃんが誘拐されてるのは
…とってもよくない

おぢちゃま
「ですから
現在もっとも力を入れているのが
完璧な防災システムでしてな…
そこで今日であったのあの少年！！
すばらしい力ですな！！
おの少年の瞬間移動の能力は！！
あれは欲しい！　ぜひとも欲しい能力です！！」

「まいごんち」（53）

ようやく
まいごちゃんのおぢちゃまは
さんちゃんと
リーテと
かんちゃんと
くろちゃんと
トキに
あうことができた

「まいごんち」（52）

おぢちゃまとまいごちゃんと
マント隊は
無事にサンちゃんたちのところへ
もどってきた


びるぼっちゃんの能力に
すっかり惚れ込んだおぢちゃまは
まいごちゃんと
ビルぼっちゃんが
結婚の約束をしたと聞いて
おおよろこび！！！

ところが
まいごちゃんは…

「まいごんち」（51）

まいごちゃんは
おこっている

とっても
とっても
おこっている

びるぼっちゃんが
まいごちゃんをおきざりにして
じぶんだけ
デビル王国に帰ってしまった…と

ものすごく
ものすごく
おこっている

「まいごんち」（50）

誘拐されたって
いまいる場所は
GPS（※）ですぐわかる
とってもベンリな世の中なのだ

※GPSとは
グローバル・ポジショニング・システムの略。
現在位置が即座にわかるベンリなシステムのこと。

マント隊は結局、
誘拐犯5人を全員つかまえた

誘拐犯を警察にひきわたして
これからもどると
シタッパドリさんに連絡が入った

「まいごんち」（49）

マント隊は
誘拐犯たちをしばりあげた

そして
ガラスの部屋をあけさせて
おぢちゃまを救出し
かわりに
誘拐犯たちを閉じ込めた

そして、
ほかにも誘拐犯のなかまがいないか確認するため
アジトの中に散っていった


ぼっちゃんは
まいごちゃんを
おぢちゃまにわたして

大急ぎで
“おっさん”と“おきゃくじん”が待つ
デビル王国に
もどっていった



 

「まいごんち」（48）

誘拐犯のことは
マント隊にまかせて
ぼっちゃんは大急ぎで
まいごちゃんのところにやってきた

まいごちゃんといっしょに
もう一度
瞬間移動をしようと思っているんだけど…

ひとりぼっちで待たされて
こころぼそくて
不安でいーーーーーーっぱいになっていた
まいごちゃん…

おこるのにいそがしくて

なかなか
ぼっちゃんのしっぽを
にぎってくれない…（^^;


 

「まいごんち」（47）

部屋中にばらまいた
ぼっちゃんのものを入り口にして

入ったり出たり
出たり入ったり

ぼっちゃん
さいきんのくんれんの成果が
おおいに役立つ

あっちにあらわれたかとおもったら
こっち
こっちにあらわれたかとおもったら
そっち

あっけにとられる
誘拐犯の前に
マント隊があらわれた

「まいごんち」（46）

カラーランプに飛び込んで
消えたと思ったら
またすぐに
カラーランプからあらわれたぼっちゃん

おもむろに
ぼとぼと　ぼとぼと
ちらかしはじめた

まいごちゃんのおぢちゃま
「すごい　すごい！！
どういうしくみなんだ？？
誰が発明したんだ？？」

発明家の
おぢちゃまは
ぼっちゃんの瞬間移動に
きょうみしんしん

「まいごんち」（45）

3分しかないから
あんまりじっくりは考えられなかったけど
よーく　よーく　考えたぼっちゃんは
むねにつけていた
カラーランプを床に置くと
それを入り口にして
瞬間移動してしまった

その様子を見ていた
おぢちゃまと
誘拐犯たちは
びっくり！！

誘拐犯
「おっおい！！！どこに消えた？？？」

「まいごんち」（44）

まいごちゃんのおぢちゃまが
幽閉されていたのは
ガラスの部屋の中
ぼっちゃんの入る隙間も無い
つるっつるのガラスの中

おまけに
誘拐犯がぼっちゃんにむかって
発砲してくるし…

なんだ　なんだ　って
誘拐犯の仲間たちが
集まってきちゃうし…

デビル王国で　お客さんの相手をしているおっさんが
「ぼっちゃん、あと3分以上は無理ですわ〜〜」
っていう時に
点滅させることになっていたタイマーまで
“ピカピカ”しはじめた…

もうぼっちゃんには3分しか時間がない…

ぼっちゃん
「ヤバいジョ　ヤバいジョ」

「まいごんち」（43）

誘拐犯のアジトの中

びるぼっちゃんはようやく
まいごちゃんの
おぢちゃまを見つけ出した

えっどうして
会ったことも無いのに
おぢちゃまだと
わかったのかって？

それはね…
 
 

 
容姿が、まいごちゃんによく似ていたし
まいごちゃんの名前ばかりを呼んでいたし
幽閉されていたから
すぐにわかったんだよ

おぢちゃまを見つけ出したら
あとはぼっちゃんおとくいの
瞬間移動で助け出すだけ…
だとおもっていたのに

なんとそこには
ぼっちゃんが
手も足も出ない障害があったのだ！

「まいごんち」（42）

ゆうかいされた
まいごちゃんのおぢちゃまを
たすけなくっちゃ


おぢちゃまは
いったい　どこにいるんだろう…

誘拐犯のアジトの中は
ほらあな
ほらあな

どこまでいっても
空がない
どこまで行っても
外がない
ところどころにランプの明かりがある以外は
真っ暗け

でも　だいじょうぶ
ぼっちゃんは
暗闇の中でも無問題


 

 

「まいごんち」（41）

たいせつなおきゃくさまを
おまたせしてしまっているから

まいごちゃんと　おぢちゃまをつれて
大急ぎで帰ろう！！…と思ってやってきたぼっちゃん

まいごちゃんに渡した
ぼっちゃんが作った指輪を出口にして
飛び出してきてみたら…


まいごちゃんはひとり牢屋の中
おぢちゃまはどこにいるのかわからない

びるぼっちゃん
「オ…オヂチャマは…どこ？」

まいご
「ちらないわよ！
はやく来ないからこうなっちゃったのよ
はやくつれてかえって！！」

びるぼっちゃん
「その前に
オヂチャマを
さがすジョ…」




でも、ぼっちゃんは
おぢちゃまに合ったこともないのに
大丈夫かなぁ…

「まいごんち」（40）

 

まいご
「ちょっとぉぉぉぉぉ！！！
ここから出ちなちゃい！！！
あたちとおぢちゃまは
いっちょの場所においていおきなちゃい！！！
ちょっとぉぉぉぉぉ！
だれかきいてるのぉ〜〜っっっっっ!!!!!!!!!」


てっきり、おぢちゃまと一緒にいられると思っていた
まいごちゃん。。。
ひとりで牢屋に閉じ込められて
予定が狂ってしまいおこっています。

まいごちゃん救出作戦はどーなるのでしょう？？？？

「まいごんち」（39）

デビル王国にもどった
びるぼっちゃん

だいじなおきゃくさまの
お相手をするのが
ぼっちゃんのお役目

なのだが…

デビル城をご案内している最中に、
運動神経のいいはずのぼっちゃんが
めずらしく柱にぶつかって
（もちろん、わざと）
“大げさに”怪我をして
治療のためにと時間をもらって、
ちょっとだけ
お客様をお待ちいただいているところ

その間のお相手は
おっさん（^^）




注釈 …… “ウィレリアムおぼっちゃま”　とは、“ビル坊ちゃん”のこと

「まいごんち」（38）

誘拐犯が
まいごちゃんをつれてきた

おぢちゃまは
とっても　とっても
おどろいた


おぢちゃま
「ま、まいご！！
ど、ど、どうしてここに！！？？
お〜〜〜まいごっっっっっ」

誘拐犯
「いいか　
かわいいめいっこを
傷つけたくなければ
さっさと　金になる大発明を
するんだぞ」

まいご
「だいぢょぶよ　おぢちゃま
まいご　たつけにちたの」

「まいごんち」（37）

カンちゃん
「まいごちゃんは
ゆうかいされてしまったし
ぼっちゃんは
帰ってしまってしまったし…
わたしたちは　いったい　
どうしたらいいのでしょうっっっ」

リーテ
「ゆうかい犯にでんわして
やっぱり間違いだったから
まいごちゃんを返してって
言えばいいよ」

サンドロ
「そんなことしたら
つれもどすどころか
二度と帰ってこれなくなるぞ」

「まいごんち」（36）

サンドロ
「まいごが
おぢちゃまのところに到着したら
びるぼうがたすけてやるって
話だったんじゃねーのか??????」


おっさん
「そうできればと思たんですけど
予定の時間を
かなりオーバーしも〜てますんで…
さっきも王国から
早く戻れと電話でサイソクされたんですわ〜〜
とりあえず　帰っとかんと
つぎにまた
こっち来れなくなってしまいますんで…」

「まいごんち」（35）

まいごちゃんはぶじに（？）
誘拐犯に連れ去られた

それを見とどけたところで
おっさんのくちから
とんでもない
ばくだん発言がとびだした

 

サンドロ
「おい冗談だろ？
これからビルぼうが
大活躍するところじゃねぇか」

「まいごんち」（34）

みんな、しんぱいで
離れたところから
まいごちゃんの
様子をみているんだけど…

ぼっちゃんの指輪をもっているまいごちゃんは
とっても強気


まいご
「あたちが
おぢちゃまを元気にするのよ。
早くおぢちゃまのところに
つれていきなちゃい」

「まいごんち」（33）

 
サンちゃんの発案（?）に
まいごちゃんが合意して
それにシタッパドリさんが
しぶしぶ合意して…

そして犯人に電話をし
「まいごちゃん自身がおじさんの“あるもの”なのだ」
と伝えた

まいごちゃんは
いよいよ犯人が指定してきた
公園に単身のりこむことに…

まいごちゃん
がんばれ！！

「まいごんち」（32）

シタッパドリさん
「オヤ　ミナサン
オソロイデ　ドウナサイマシタカ？」

まいごちゃん
「いいわ！
あたち
いくわ
おぢちゃまたすけにいくわ！」


シタッパドリさん
「エッ？　ナニヲ
マイゴオジョーサマ
エ?エ?エ?
マ…マサカソレ
誘拐犯カラ来タ　連絡ノコトデスカ？
ナンデゴ存ジデ…
ダ・ダ・ダメデスヨ！！
ソンナ…　手ブラデ行クダナンテ
キケンスギマス！！！！」

「まいごんち」（31）

サンちゃん
「誘拐犯の奴ら
ちびすけひとりに届けさせればちょろい
ってたかくくってんだろ？

好都合だから
おまえイッテコイや

“あたちがおぢちゃまの
げんきのみなもとでちゅよ〜っ”
とか言って、
おめ〜おぢちゃまのこと
たすけてこいや」

カンちゃん
「も〜〜
サンちゃんったら
すぐに　まいごちゃんに　
あぶないことさせるんだから〜〜っっ
そういうこと
言うと思いましたよ〜〜
でもね
だめですよぉ〜そんな作戦」

「まいごんち」（30）

ところが…

シタッパドリさんも
マント隊のみんなも
それからおじさんの会社の社員の
だーーーーれも、
そんな“あるもの”の存在なんて
知らないんだって
 


親しい人に聞いても
“ポパイにとってのほうれん草”みたいな
ベンリな物は
見当もつかないよって言われるばかりで
とんとわからない

でも、わからないままだと
おじさんが危険なので
みんな一生懸命
“あるもの”が何なのか
さがしているところなんだって

刻一刻と時間が
過ぎるばかりで
こまった　こまった
…というわけなのだ

「まいごんち」（29）

ところが優秀なおじさんの頭脳を
フルに働かせるためには
“あるもの”がないとだめらしい

おじさんのちからを
ぞんぶんに発揮させるために
その“あるもの”を手に入れたい
誘拐犯たち…

でも、いくら聞いても
おじさんは
その“あるもの”が何なのかを
誘拐犯には教えないらしい

だから誘拐犯は
おじさんの会社に電話をして
その秘密の“あるもの”を
まいごちゃんに持たせて5時間以内に
おひさま公園に、ひとりで届けさせろって
要求してきたんだって

 

「まいごんち」（28）

身代金が高いのかって？
ううん
どうも、そうではないらしいよ

ふつうの誘拐犯は
誘拐したら身代金を要求することが多いものだけど

今回の誘拐犯は
発明家のおじさんの頭脳がほしくて誘拐したから
身代金は要求していないらしい




［シタッパドリさんのココロを読んで、みんなに事情を伝えているクロちゃん　の図］

「まいごんち」（27）

まいごちゃんといっしょに、
サンちゃんとリーテのところに
あいさつにくる予定だったおじさんは
仕事の都合でまいごちゃんと一緒来れなくなった
…
ということは、
はじめにマンタが話したことだけど
…

おじさんは、まいごちゃんがしんぱいだからと言って
護衛を5人だけを残して
あとはみ〜んな
まいごちゃんの護衛につけちゃって
自分の警護はう〜んと
手薄にしてしまったんだって

ところがその手薄な警護で
外に出たとたん
おじさん自身が
誘拐されてしまったというのだ

 

リーテ
「へぇ〜〜、それでさっきマンタさんは
あんなにあわてて戻っていったんだね
シタッパドリさんは
何をあんなにこまっているの？
身代金が高いのかな？」

「まいごんち」（26）

シタッパドリさんは
護衛隊長のマンタから
連絡を受けていた

そして困り果てて
頭をかかえていた

シタッパドリさん
「はあ〜〜こまった　こまった
こまった〜〜っっっっっ
どうしたらいいんだ〜〜
こまった　こまった
こまったなぁぁぁぁぁぁ〜〜」

「まいごんち」（25）

リーテ
「あれ
そういえば
シタッパドリさんは
どうしたんだろう？」




 

まいごちゃんとずっと
いっしょにいたはずの
シタッパドリさん

ふと気がつくと
そのシタッパドリさんの姿が無い

シタッパドリさんも
誘拐されちゃったのかなぁ？
いやいや、それはないよね。
じゃあ、いったい
どこにいっちゃったんだろう？
 

「まいごんち」（24）

カンちゃんがおっさんにききました。

カンちゃん
「まいごちゃんと　ぼっちゃんが…
かくかく　しかじかで
…
びるぼっちゃんったら
ゆびわなんか
あげちゃってますけど
大丈夫なんですか？？？？？」


おっさん
「ほぉぉぉぉぉぉぉ〜〜
へぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜
そらぁ　ぼっちゃんの“はつこい”ですわなぁ…
はあ、まぁ
だいじょぶですやろ〜〜
どうせ
びるぼっちゃんが　成人しはるころには
みなはんお墓ん中でっしゃろうから〜〜
そもそも結婚っちゅー対象には
なりまへんのですわ〜」






ぼっちゃんの種族って
いったい
何年くらい生きてるんだろう…？？？