“かごふね”をつるしていた
ひもがきれてしまったので
むすんでみた
ふたばじい
「だ、だ、だめじゃ だめじゃ
あ、あんなに斜めになっているんじゃ
の、の、のりごこちがわるくて かなわんわい」
リーテ
「じゃあ、ぼくのおうちにくればいいよ
ながい ひもがあるよ♪」
ふたばじい
「だ、だ、だめじゃ だめじゃ
あ、あのひもはとくべつのひもなのに
切れてしまったんじゃ
ま、ま、まして ふつうのひもでは
また、ちょ、ちょんぎれるに
きき、きまっておるわい」
リーテ
「じゃあ、くさりはどう?
きれない くさりがあるよ♪」
ふたばじい
「だ、だ、だめじゃ だめじゃ
く、く、くさりじゃ おもくて
ここ、小竜がつかれてしまうわい」
リーテ
「じゃあ、
かいけつするまで
ぼくのおうちに
とまっていったら?♪」
ぼく
ふたばじいと小竜を
なんとか
うちにさそいたかったんだ…
でも、
ふたばじいは この場で
かいけつするための
こたえをみつけちゃったんだ…
ざんねんだなぁ…