ブルーマはお守りとして
ビルぼっちゃんの七宝を貸してもらっている…
その七宝を
入口にして
みんなは無事に
帰って行った…
ぼっちゃんを先頭に
一瞬で目の前から
消えてしまった一行…
後に残された
ブルーマと
ヌーボーと
スカンプ…
ヌーボーと
スカンプは
にぎやかな一行が
一瞬で
消えてしまったことにおどろいて
ぼうぜんと立ちつくす…
ヌーボーとスカンプにとって
大きな謎となった今日の出来事は
彼らの中で、何度も何度も
くり返し、くり返し
おもい出される出来事となるだろう…
つまり、
くり返し くり返し おもうこと というのは
もしかすると
今日
あたらしく
増えるかもしれないのだ
人は、生まれてから死ぬまでの間に
いろんな出来事に出会い
いろんな人と出会い
いろんなものを好きになったり、
きらいになったりするのだ
自分の中で大事なこと、
核になることも
日々、変化する、ということなのだ…