今日ね街に行ったんだ〜
行きに通った道にね
路上で生活しているおじさんがいたんだ〜
道にはあちこちのお店が出したゴミ袋が置いてあってね
おじさんはその袋をあけていた
おじさんはとてもしっかりした目をしていた
すごくきれいな目をしていた
どうしてお家がないんだろう〜
帰路にね 別の道をとおったらね
電灯の下に
そのおじさんがふつうの表情で座っていたんだ〜
きっとここに寝ているんだろうな
というスペースになっていた
おじさんはふつうにきれいなお顔をしていた
汚れのないニットのほっかむりをしていた
どうしてお家がないんだろう〜