なんでもかんでもひとりじめ
だれにもあげないヨクバリ王
国民、家来のつらさも知らずに
どんどん どんどん
ヨクバリ加速
とうとう みんな はなれてしまった
ひとりぼっちだってへいきだよ
これでますます ひとりじめ
ところがどっこい おどろいた
ヨクバリ大王があらわれて
ぜーんぶ ぜーんぶ とられちゃった
もう おいしいものも たのしいことも
きもちいいことも 自由もない
そうなってからは 後悔 後悔
「謙虚にしてれば良かったな...
やさしくしてれば良かったな...」
ヨクバリ王の後悔は
欲があけた穴の分だけ
ふかーくふかーく深いのでした