サンちゃんとリーテ（日々のつぶやき）

「まいごんち」（23）

びるぼっちゃん
男子なのだ

男子たるもの
ひるんでいるわけには
いかないのである

今日持ってきた袋の中から
実習で作った
金属製のゆびわを取り出す
びるぼっちゃん

「まいごんち」（22）

ぶじに救出できて
よろこんだのもつかのま…
まいごちゃんが
びるぼっちゃんにからみます

まいご
「うでが　けがになったでちょ
どーちてくれるの？」

びるぼっちゃん
「？？」

まいご
「あんなことして
あぶないでちょ
あたちが落ちたら
どーちてくれるの？」




まいご
「あなた
おおきくなったら
あたちのおむこさんに
ちてあげる」

おやおや
いつもはひとみしりのまいごちゃん…
びるぼっちゃんのことは
とても気に入っちゃったみたいです（^^）

「まいごんち」（21）

バンジージャンプ誘拐犯から
無事にまいごちゃんを救い出したぼっちゃん
お手柄
お手柄

まいごちゃんは無事
やわらかいふとんのうえに着地成功
 



まいごちゃんの護衛の“マント隊”一行は
バンジージャンプ誘拐犯を追いかけて
ヘリコプターで上昇中

お〜〜い
まいごちゃんはここにいるよ〜（*^-^*）
…って
おしえてあげたいね…

「まいごんち」（20）

誘拐犯は
まいごちゃんを放して
すたこらさっさと
逃げ出した

びるぼっちゃんはすばやく
まいごちゃんの手をくわえて
おっさんが持ってきた
“ぼっちゃんのもの”に
飛び込んだ

「まいごんち」（19）

びるぼっちゃん
「ハナさなければ
こうなるんだジョ」

「まいごんち」（18）

バンジージャンプで
まいごちゃんを誘拐した誘拐犯は
まいごちゃんをだきかかえたまま
するすると
ヘリコプターに
引き上げられていく

ゆうかんな
ビルぼっちゃんは
ひとりで
誘拐犯と交渉をはじめた

「まいごんち」（17）

そこへまさかの
バンジージャンプ誘拐

上空に近づいてきていたヘリコプターが一機

そこから
バンジージャンプで
まいごちゃんキャッチ！

ひとつ間違えれば
地面に激突してしまう
きけんすぎる作戦で
みごとにまいごちゃんを
誘拐していく誘拐犯

まいごちゃんもみんなも
一瞬何がおきたのかわかりませんでしたが
いち早く事態をりかいして
ダッシュしたのが
びるぼっちゃん！

「まいごんち」（16）

ぼっちゃんのものが
一ヶ所に集められていたので

ぼっちゃんは
さいきんのくんれんの成果を
みんなに披露して
ごまんえつ♪

あっちにあらわれたかとおもったら
こっち
こっちにあらわれたかとおもったら
そっち




 

みんなが
感心して見ていたら
そこへまさかの…

「まいごんち」（15）

びるぼっちゃんと
おっさんが
やってきた

集めておいた
びるぼっちゃんのものを出口にして
びるぼっちゃんとおっさんがやってきた

「まいごんち」（14）

せっかくだから
びるぼっちゃんが
出てくるところを
まいごちゃんに
みせてあげよう

でも、ぼっちゃんのものがいろいろあって
どこからでてくるかわからないから
びるぼっちゃんのものを
いっかしょに集めてみた

「まいごんち」（13）

びるぼっちゃんは
何か“びるぼっちゃんのもの”があれば
それを入り口にして
また何か別の“ぼっちゃんのもの”を出口にして
瞬間移動が出来る

サンちゃんとリーテのおうちには
ぼっちゃんがつくった七宝とか
ぼっちゃんの携帯デバイスとか
ぼっちゃんの食器とか
ぼっちゃんのタオルとか
とにかく
“ぼっちゃんのもの”がいろいろあるので
入り口がいっぱいなのだ

つまりびるぼっちゃんは
サンちゃんとリーテの家には
基本的に出入り自由なのだ



ついでに
生き物でも荷物でも
ぼっちゃんと接触さえしていれば何個でも
いっしょに瞬間移動できるのだけど…

さすがにちょっと荷物多すぎるんじゃない、、、
ぼっちゃん…（^^;

「まいごんち」（12）

びるぼっちゃんは
デビル王国の王様のひとりむすこ

偉大な父上と、三人のおねえさんと
やさしい母上と
教育係のおっさんと
たくさんの家臣たちと
幸せに暮らしている

びるぼっちゃんも「まいご」になって
偶然、サンちゃんやリーテたちに出会った
あれは、ぼっちゃん1歳の
お誕生祝いの旅の途中のことだった…

今では
サンちゃんの家に遊びにくるのが
びるぼっちゃんの最大のたのしみ

がんばってお勉強をした後で
公務もがんばると
ご褒美にちょっとだけ
サンちゃんたちの世界に
遊びにくることが許される




びるぼっちゃんとの出会いのお話しは
［おそらをとんでやってきた］にて 2008/06/30〜＞＞＞

「まいごんち」（11）

かんちゃん
「そんなにげんじゅうな
警護の中で
どうしてこの前
まいごちゃんは誘拐されたんですか？」


マントB
「そ、それは・・・
実は、おとり騒動有りて
拙者らマント隊が皆
おとりに気をとられておる隙に
かどわかされ申した」
 

「まいごんち」（10）

まいごちゃんちは
いつもこうして警護がたくさん

どうしてこんなに
たくさん警護がいるのかっていうとね…


まいごちゃんのおじさんは発明家
エネルギーだって生み出せちゃう発明家

だれも思いつかない“もの”や“方法”を生み出せるのが発明家
だれもできないことができるのだから
すごいのだ

エネルギーを生み出せるっていうのは
なかったエネルギーを発生させることができるのだから
すごいのだ

すごいっていうのは
価値が高いということなのだ

価値の高いものは
だれだってほしい

その価値の高いものを
わるい方法でほしがる“わるいやつら”が
どろぼうとか
誘拐とか
さまざまな方法でやってくる

そんな“わるいやつら”から
身を守らなければならないから
まいごちゃんちは
いつも大勢で警護をしているのだ

価値が高いのも
たいへんなんだ

「まいごんち」（9）

リーテたちの
おうちのそとでは
たくさんの「マント隊員」が
警備中

マンタ隊長と共に
数名は社長の警護にまわったけれど
まだまだいっぱい残っているので
あんしん
あんしん

「まいごんち」（8）

極秘ノ　ナイショノ　オ話シダッタケド
バレテシマッテイルノデハ
ショウガナイデス

ジツハワタシ
ジマンシタクテ
ショウガナカッタノデス

光エネルギー
水エネルギー
風エネルギー
音エネルギー
熱エネルギー
ハ、モチロン全部、
我ガ社ノ独自ノ技術ヲ
モッテオリマスシ…

 

「まいごんち」（7）

シタッパドリさんは
ゼンイエネルギーの収集係で
みつばちがミツを集めるみたいに
あちこちで、ゼンイエネルギーを集めるのがお仕事

集めたそのエネルギーを
会社にもって帰って
会社でそれを
別の使いやすいエネルギーに
変換して貯めているんだって

リーテ
「へぇ〜〜〜〜、それを
電力会社に売ったりもできるんだね！！！
すごいや〜」


シタッパドリさんは、
リーテたちにまったく話していないはずのことが
筒抜けになっていることに
びっくり仰天！！
「ド・ド・ド・ド・ド・ド・
ドウシテソンナコトマデ
ワカッチャッテイルノデスカ！！！？？？」

リーテ
「クロちゃんはね
人のココロの中が見えるんだよ。
で、見たことやわかったことを
ぼくたちのココロに直接つたえてくれるの
だから
ここでは、クロちゃんに
“ないしょにしといてね”
っておねがいしないと
ないしょにはならないのよ」

 

 

「まいごんち」（6）

クロちゃんとトキもいっしょに
お茶をのみながら
まいごちゃんのおうちのこととか
おじさんのお仕事のことなどを
いろいろ聞いた

まいごちゃんが　うまれてすぐに
おとうさんとおかあさんは
事故でなくなってしまい（；_；）
まいごちゃんは
おじさんにひきとられて
溺愛されて育ったらしいこと…

どうやら
まいごちゃんのおじさんは
いろいろ発明している発明家らしく
そして会社のシャチョーさんで
とっても忙しいらしいことなどを聞いた

「まいごんち」（5）

サンちゃん
「おい、クロスケを呼んでこい
これはじ〜〜っくりと腰すえて
話をきかんと
いかんからな」

カンちゃん
「そうなりそうですね〜（^^）
あ
まいごちゃんも、シタッパドリさんも
どうぞどうぞ
おあがりください。
いま　お茶をおいれしますね〜」


サンちゃん
「さて、おきゃくさん
じ〜〜っくり、おはなしを
うかがわせていただこうじゃあ
ありませんか♪」

 

 
 

「まいごんち」（4）

ぴーぱぽーとぅるるるるー
ぴっぴぱびー♪

あいさつの途中で
マンタの電話が鳴った

マンタ
「せっしゃが電話でござる。
ごめんつかまつります。」

そう言ってから
電話に出て

マンタ
「なんと!!
ただちに!!!」

しばらく相手と話していたが
血相をかえて電話を切ったマンタは…

マンタ
「まことにかたじけない。
シャチョーの緊急事態ゆえ
よんどころなく、
せっしゃ戻らねばならぬこととあいなり申した。
ごめんつかまつる。
シタッパどの、
おのおのがた、
お嬢のことよろしゅう！！」

と言い残して
マントをひるがえして
去って行った…
 


カンちゃん
「なんというか…
あわただしいですねぇ…」

「まいごんち」（3）

マンタ
「お初にお目にかかる。
せっしゃ　マンタと申す。
先日は、お嬢をばお助けいただき、ありがたきこと至極。
まずは、お礼申ししんぜる。
せっしゃ、シャチョーが用心棒でござるが、
今宵は、まいごお嬢が護衛にて参り申した。
じつは、
まいごお嬢が叔父上シャチョーは、
先日お嬢が、こちらにご厄介に成り申したお礼にと、
今宵こちらに伺う算段にあったのでござるが、
急な野暮用にて、
いささか遅らるることとあいなり申した。
まいごお嬢、先にうかがうとおっしゃるがにて、
拙者ども護衛もお共してまいった次第でござる。
叔父上シャチョーが、こちらに伺うまで、
何卒お待ち下されい。」

※要約
「はじめましてマンタと申します。
先日は、まいごお嬢さんを助けてくれてありがとう。
わたしは普段はシャチョーの用心棒。
今夜はまいごお嬢さんの護衛。
先日のお礼のために
まいごお嬢さんのおじさん（シャチョー）が
少し遅れて来る予定なんだけど、
先にまいごお嬢さんをおつれしました。
シャチョーが来るまでちょっと待ってて下さい。」

「まいごんち」（2）

再会は
ある日
とつぜんやってくる

・・・その2

 

 


シタッパドリさんとリーテの出会いは
つい先日のことでした

以前のお話しはこちら
［39］きらきらメガネ

「まいごんち」（1）

再会は
ある日
とつぜんやってくる

※訳
ちてあげたわよ = 来てあげたわよ


あのとき家に帰って以来
はじめての
まいごちゃんとの再会だ〜

以前のお話しはこちら
［38］まいご
 
 

「異質の協力」

リーテ
「あのね
同質のもの同士ではなくて
異なった考え方をする
異質のもの同士がいるほうが
足りない部分をおぎない合って
いい協力が出来るんだってさ！」

 

「おいしい料理」

カンちゃんは
「おいしいごはんが
じぶんでつくれることって
ものすごく幸せなことだと思うんですよねぇ〜」
…と言う

そして
「その幸せなことを
学校で徹底して全員に
ちゃんとおしえればいいのにねぇ」
…と言う

そして
「レストランでしか食べられないような
おいしい料理を
自分で作れたら
ものすごく幸せだと思うんですけどねぇ〜」


台所で
たまに
ものすごくしあわせそうにしている
カンちゃんをみかけることがある

それはたしかに
うらやましいほどに
しあわせそうなのだ

「今のわたしならぜんぜんちがう答えを出していただろうなぁ…」

まったく古いはなしで恐縮ですが
ふと思い出したので…

大学に入る前
美術予備校で
「建物」をつくるという課題をやった時のこと…

そのときは
よ〜く考えて、挑戦的な答えを出したつもりだったけど
今になって思えば
どこが挑戦的だったのやら…（^^;

「どこかでみたことのあるもの“感”」に
安心していたのかもしれません


今日のイラストは
いまのわたしならば
「家」というお題に対して
どんな絵を描くかなぁ？
ということを考えながら
描いたものです

「じぶんがいいと思ったものを…」

自分が
いいとおもったものを
とことん追求すべきなのだ

いつのまにか
“自分がいいとおもった”ものが
何だったのか　わからなくなってしまったら
立ち止まって休憩するといい

はじめから
“自分がいいとおもった”ものが
みつかっていないのに
あせって歩き出しても
結局行き詰まる

だから
歩き出す前に　かならず
“自分がいいとおもった”ものを
さがした方がいい

これ
簡単なことのようで
なかなかむずかしい

はだかの王さまの
物語が示唆しているように
まわりの人の反応に流されていては
“自分がいいとおもった”ものを
追求することはできない

必要なのは
わずかな勇気と
熱いやる気

 


イラストはたんぽぽのたねです
今日はあちこちのはらっぱで
たんぽぽのたねがきれいでした

ことしは、
わがまちでは
たんぽぽの当たり年のようです
（^^）

「きらきらメガネ」（20）

ぜっんいっが
みっえる〜〜♪

きっらきっら
めっがね〜〜♪

っめがっね　かっけるっと　
っきっらきっら　するっよ

あっちこっち　きっらきっら
メっガネっで　みっえる〜〜♪

っめがっね　なっくてっも
っぼっくはしってる♪

まっちじゅう　
ぜっんいが
ひかってる〜〜♪




◆著者のつぶやき◆

リーテとシタッパドリとは
また再開することになるのです。
でも、それは
まだすこし先のことでございます（^^）

［39］きらきらメガネ ［完］

「きらきらメガネ」（19）

「ぜんいエネルギー」とか
言ってたなぁ
「善意」をエネルギーにできるのかなぁ
そんなことができるんだったら
すごいなぁ・・・

したっぱどりさんに
方法をきいておけば
よかったなぁ

「きらきらメガネ」（18）

シタッパドリ
「イエイエ、オカシク　ハ　ナイデスヨ
ナゼナラ
“ゼンイ”エネルギーハ・・・
・・・ア！！！！　
イヤ！！！！・・・

ソレニツキマシテハ
“チョ〜〜〜〜ゴクヒ”　デ　ゴザイマスノデ・・・

ト・ト・
トニモカクニモ
ホントウニ　ホントウニ　
アリガトウ　ゴザイマシタ！！！
デハデハ　サラバデ　ゴザイマス！！！」

あっというまに
シタッパドリは
機械とともに
とびさってしまった

「きらきらメガネ」（17）

リーテ
「でもさ
“善意”が見えるなんて
すごいじゃない！！
どして　そんなに
すごいのに
ないしょにしてるの？？！！」
 

 
 
シタッパドリ
「エート　エート
“ゼンイ”エネルギーハ・・・
・・・ア！　
イヤ！・・・
ソレニツキマシテハ
“ゴクヒ”　デ　ゴザイマシテ
モウシアゲルワケニハ・・・
ナニトゾ　ゴヨウシャクダサイっっっ」

リーテ
「じゃあさ、じゃあさ、
その機械はなに？　
どうして機械なのに
光ってたの？？
機械なのに善意がひかるなんて
おかしいよね！！」

「きらきらメガネ」（16）

シタッパドリ
「ジツハ　コノメガネ　ハ
“ゼンイ”エネルギー　ガ　
ミエルメガネ　デ　ゴザイマシテ

オモイヤリ　トカ　
ジアイ　トカ
シンセツシン　トカ
ジブンイガイノモノノタメニ
シテアゲタイト　オモウココロガ
ヒカッテ　ミエルノデゴザイマス」






リーテ
「へぇ！
“善意”！！？？
そんなものがみえるなんて
おどろきだ！！」

「きらきらメガネ」（15）

リーテ
「そのメガネ
きみのなんだね
それ
何がきらきらして見えるの？
面白いメガネだねぇ」

シタッパドリ
「ワタクシ
シタッパ　ト　モウシマス
コノ　メガネノコトハ
ゴクヒチュウノ
ゴクヒナノデ
ドウカ　ゴナイミツニ　オネガイシマス」

リーテ
「ないしょなんだね　わかったよ
で、どういうメガネなの？　」

「きらきらメガネ」（14）

そこには
1羽のとりがいた

シタッパドリ
「メガネガナイ
メガネガナイ
メガネガナイ
メガネガナイ〜〜」

リーテを見るなり
おおよろこび

シタッパ
「オボッチャン
オボッチャン
ソノメガネ
ドコデ　ミツケラレマシタ？？？
ワタシノデス　ワタシノデス
アリガト　アリガト　
アリガトゴザイマス〜〜っっっっ」

「きらきらメガネ」（13）

きらきらメガネを拾った場所に
リーテが
もどってくると

きらきらが
ゆげみたいに
たちのぼっていた

リーテ
「わあ
なんだ？あり…」

「きらきらメガネ」（12）

カンちゃんも
クロちゃんも
トキも
ぴかぴかのきらきらだった

リーテ
「ねっねっ　ブルーマに送るにもつに
ぼくの植物日記も　ちゃんと入れて　送ってね！！！」

「きらきらメガネ」（11）

リーテ
「やあ　サンちゃん」

サンドロ
「“やあ”　じゃねぇ！！
いつまでほっつきあるいてんだ！！！」


サンちゃん
おこってる

おこってるサンちゃんを
きらきらメガネで見てみると
おこってめらめらしてるけど
きらきらしてる

 

リーテ
「サンちゃんは
めらめら　の　きらきら」

「きらきらメガネ」（10）

ふっしぎっな
めっがね〜〜♪

きっらきっら
めっがね〜〜♪

っきみっは　きっらきっら
っぼくっも　きっらきっら

きっと
きっらきっら
えっらいんだ〜〜♪

きっと
きっらきっら　
かっこいんだ〜〜♪

っぼっくはっ
きっらきっらっ
しってるっかな〜〜♪

「きらきらメガネ」（9）

きらきらメガネで
ぼくをみるとどうなるんだろう

ぼくって
きらきらしているのかなぁ？

あ！
そうか



 

きらきらメガネで

サンちゃんと
カンちゃんと
クロちゃんと
トキをみてみよう！
 
 

「きらきらメガネ」（8）

とおくの街を見下ろせる
高台からのながめに
びっくり仰天

街中が
きらきらだらけ
星だらけ




リーテ
「こりゃすごいや
おほしさまのすむせかいみたいだ」

「きらきらメガネ」（7）

なんだろう
なんだろう

すぐそばの川を
のぞきこんでみた
きみは
きらきらしている　おさかなさん
きみは
きらきらしていない　おさかなさん

すぐそばのはらっぱでとんでいた
きみは
きらきらしている　バッタくん
きみは
きらきらしていない　バッタくん



リーテ
「なんだろう
このメガネ…
なにが　きらきらしてみえるんだろう？？？？」

「きらきらメガネ」（6）

リーテは
またほかの
きらきらスポットに
近づいてみた

リーテ
「あ、ありさんだぁ」


きらきらしていたのは
ありさんだった

でも　
きらきらしていない
ありさんもいる






リーテ
「きみはキラキラありさん
きみはキラキラじゃないありさん」

「きらきらメガネ」（5）

リーテは　またほかの
きらきらスポットに
近づいてみた

リーテ
「あ、もぐらさん」


きらきらしていたのは
もぐらさんだった



 
リーテ
「どの　きらきらも
とりさん　なわけじゃないのかぁ…」

「きらきらメガネ」（4）

リーテは、メガネをしたまま
きらきらスポットに
近づいてみた

リーテ
「あ、とりさんだ」

きらきらしていたのは
トリさんだった



 
リーテ
「どの　きらきらも
とりさんなのかな？…」

「きらきらメガネ」（3）

あちこちが　きらきらしてる

メガネをはずすと
きらきらしてない

もう一度メガネをかけると
きらきらしてる

リーテ
「なんだ　こりゃ」

きらきらしているのは
なんのばしょ？

「きらきらメガネ」（2）

メガネをひろって
かけてみた

レンズの効果で
くらくらするかとおもったら
ぜんぜん度が入ってないみたい

リーテ
「あれ　ダテメガネか」

ところが…

「きらきらメガネ」（1）

おてんきの良い
ある日のこと

いつものように
リーテが散歩をしていたら
なにかがきらりと輝いた

リーテ
「あれ？　メガネだ」

「あしたも元気に…」

 

干し飯（アルファ化米）

お湯をかけるだけでたべられる
ピラフとか
おにぎりって
はじめて食べたとき
あまりおいしいので
びっくりしました（^^）

てっきり
ハイテクな食べ方なんだと思っていたのですが
ちがうんですって

「干し飯」と言って
昔から日本に伝わる
ごはんの加工技術なんですって

にっぽんじん　さすがっっ

リーテだけ デビュー

リーテだけなんですが
展覧会デビューをいたしました。

詳細は「domonoブログ」でご案内しました。
写真ちいさくてちょっと見づらいですが
下のリンク先の
2枚目の写真の右奥上の絵が
リーテなのです(^-^;

展覧会の詳細はこちら >>>>>