サンちゃんとリーテ（日々のつぶやき）

「ブルーマからのメール」（ブルーマ学校へ行く -17）

　こうして
　ぼくは無事に
　道具箱をとり戻すことができたし
　そしてとてもすばらしいものも得ることができて
　いまはとてもたのしく
　作品を作っています
　
　ぼくは、今では
　クラスのなかまとも
　仲良くなれました
　
　だから
　“スカンプ”に道具箱を隠すことを頼んだ人が
　だれなのか…の
　犯人捜しはしないつもりです
　
　

　ぼくは
　「道具がなければ　つくればいい
　　すばらしい道具ができるのだ」
　ということを学びました
　
　「できない…と
　　あきらめず
　　できるまで頑張れば
　　さいごにはできるのだ」
　ということを学びました
　
　「目立つことでも　恥ずかしがらずに
　　目標に向かって　つきすすんでいれば
　　すばらしい友だちが
　　たくさんできるんだ」
　ということを学びました
　
　もはや
　この道具箱は
　とても大切な“学び”が刻まれている
　ぼくの宝箱になりました
　
　それでは
　またメールします
　みんなもげんきでね
　
　ブルーマ
　
　

　※実はブルーマは、もうひとつ
　　“すばらしいもの”を手にしたのですが
　　　ここには書ききれませんので、
　　　　また明日ご紹介しますね(^^)　-----《byちよこ》

「実行犯が あとしまつ」（ブルーマ学校へ行く -16）

　　“スカンプ”は
　「“たべもの”に“目がない”」のだ
　
　わかりやすくいえば…
　「“たべもの”がたべられるのなら
　　たいていの　たのみをきいてくれる」のだ
　
　もっと　わかりやすくいえば…
　「“たべもの”ほしさに
　　いいことでも　わるいことでも
　　なんでもする」　のだった
　
　今回の件に関して言えば
　「だれかにたのまれて
　　このいたずらを手伝った
　　実行犯」　なのだった
　
　自分が実行犯であることを
　うっかり白状してしまったスカンプは
　結局　おろすことを
　手伝わされることになった
　
　

 

 

「学校でいちばん小さい木登り名人」（ブルーマ学校へ行く -15）

　

　つれてこられた助っ人は
　“スカンプ”という名の
　学校で
　いちばんちいさくて
　すばしこい
　木登り名人だった
　
　「こいつなら
　　木のてっぺんまでのぼれるで
　　道具箱にひもをかけて　おろせるど」
　
　「てやんでいっ
　　だーれがそんなこと！
　　せっかくむすんできたものを
　　わざわざ　
　　ほどいてくるもんかい！」
　
　　………
　
　「…え？」
　

「にぎやかになってきた」（ブルーマ学校へ行く -14）

　「にぎやかになってきた」（ブルーマ学校へ行く -14）
　
　ボビーとブルーマが
　道具を試したり
　足場をつくったりしていたら
　
　いろんな学生が
　あつまってきた
　
　
　「なんだなんだ、なにをしてるんだ？」
　「あれをとるのか？　のぼってとれるんじゃないか？」
　「石をなげればとれるんじゃないか？」
　
　木の下はだんだんにぎやかになってきた
　
　するとひとりが
　「ぴったりのやつがいるから
　　つれてくるど」
　と言った
　
　

「道具をつくってみよう」（ブルーマ学校へ行く -13）

　ボビーとブルーマは
　道具箱をとるための
　道具をつくりはじめた
　
　ボビーとブルーマは
　同級生でクラスの違う
　仲良しになっていた
　
　
　「2本の木をクロスさせて立てよう」
　「うん、そしてゴムを結ぼう」
　ボビーとブルーマは
　おおきなパチンコをつくった
　
　ふたりはねらいを定めて
　パチンコの要領で石を投げてみた
　うまく道具箱に石があたった
　
　…が
　道具箱はおちてこなかった
　
　

「石を投げてみよう」（ブルーマ学校へ行く -12）

　ボビーとブルーマは
　いっしょに道具箱をとる方法を考えた
　
　ボビーとブルーマは
　同級生でクラスの違う
　知っている子になった
　
　
　「石をなげてみたら落とせるかもしれないよ？」
　とボビーは言った
　「やってみよう」
　とブルーマはこたえた
　ふたりはねらいを定めて
　石を投げてみるのだが
　まったく届かなかった
　
　そして道具箱はとれなかった
　
　

「ふたりで揺すってみれば…」（ブルーマ学校へ行く -11）

　毎日木の下で
　　ため息をついていたブルーマ
　と
　声をかけてみたボビー
　
　ボビーにとっても
　ブルーマは
　知らない子だった
 
　
　「木を揺すってみたら落ちてくるのじゃないの？」
　とボビーは言った
　「揺すってみたけどだめだったんだ」
　とブルーマはこたえた
　「いっしょに揺すると落ちてくるかもしれないな」
　とボビーが言うので
　いっしょに揺すってみた
　
　けれど道具箱はおちてこなかった
　
　

「ボビーが登ってみる」（ブルーマ学校へ行く -10）

　ブルーマが毎日
　木の下でため息をついていると
　ある日
　ボビーが声をかけてきた
　
　同級生だけどクラスの違う
　知らない子だった
　

　　「登ってみたら落とせるのじゃないの？」
　とボビーは言った
　「登ってみたけど先が細くてだめだったんだ」
　とブルーマはこたえた
　「ぼく登ってみるよ」
　と言ってボビーが木に登ってみたけれど
　　…
　やはり途中までしかのぼなかった
　
　そして道具箱はとれなかった
　
　

「あきらめて…覚悟した…そのとき」（ブルーマ学校へ行く -9）

　多くの新入生のなかでも
　つくるのがうまくて
　とても道具をだいじにしていて
　ていねいに　ていねいに
　作品をつくっていて
　作品の評価が高くて
　しらない人との交流が　へたで
　まだ　ともだちがいなくて
　孤独な存在で
　おもしろみのない
　かわりもの
　…
　そんな
　ブルーマを困らせようと思った
　ライバルたちの
　いたずらごころ…
　ブルーマの道具は
　高い高い木のてっぺんに
　ひっかかって
　てがとどかない…
　
　ブルーマは
　道具がないと　作品を作れない…
　作品が作れないと退学になる…
　もうだめかな…とあきらめて退学も覚悟した
　そのとき…
　
　

　ブルーマは
　こえをかけられた
　…

「あいつは どうして いつも…」（ブルーマ学校へ行く -8）

　サンちゃんが
　とってもおこってる…
　ブルーマのメールを見て
　きりきりおこってる
　
　ブルーマはどうしていつも
　ぐずぐずしてるんだ！って　おこってる
　
　ブルーマはどうしていつも
　自分で解決できないんだ！って
　おこってる
　
　ブルーマはどうしてもいつも
　手がやけるんだ！って
　おこってる
　
　

　いつもサンちゃんが
　助けてあげているのにね…
　今回は手がやけないね…

　

「道具が無くて何もできない時間がすぎていく…」（ブルーマ学校へ行く -7）

　道具がないぼくは　とても無力…
　なにもできずに　授業時間がすぎていく…
　
　あたらしい道具を買うお金なんて無いし…
　道具を貸してくれる友だちもいない…
　
　ふつうに道具をつかっているみんなが
　すごくうらやましい…
　
　きもちばかりがあせって
　なにもできないのに
　ただ時間だけがすぎていくよ…
　
　

「ブルーマの一大事！」（ブルーマ学校へ行く -6）

　とおくの学校で勉強しているブルーマとは
　メールでおはなししてるんだけど…
　今日のメールに書いてあった一大事！
　ブルーマがたいへん！たいへん！
　
　いじわるする生徒たちが
　ブルーマのだいじな道具を
　高い木の上にひっかけて
　とることができないんだって！
　
　道具がないと
　課題ができなくて
　落第しちゃうんだって！
　
　ねえねえ、「おまもり」で
　びるぼっちゃんに
　たすけてもらおうよ！！
　
　ねっねっねっ
　

「めげないげんきは ひとを元気にしてくれる」

とても　あたりまえのことなんだけど…

　5年前に撮影した写真を撮ってから
　もう5年の時間が流れている…
　　だけど
　5年もたっている“実感”がないので
　5年間時間が飛んだような
　錯覚を覚える
　
　いそがしくて
　時間の経過がはやいと
　逆に時間が止まったように見えるパラドックス
　
　5年もの時間が飛んでしまったら
　あっという間に一生が飛んでしまう…
　そんな人生なのに
　今日のちいさな　不快なできごとや
　今日のしっばいなんてものに
　くよくよしているのは
　じつにもったいない
　めげないげんきは
　ひとを元気にしてくれる
　
　

「そとは雪 おどろいたことに…つ…つもっています〜」

　窓の外にうちつける
　堅い音…
　ひょうか　あられか
　とおもっていたら
　しっかり雪になりました
　
　4月の17日に雪だなんて
　ほんと　めずらしい…
　
　東京の4月17日の降雪は
　観測史上1位にならぶ記録なんですってね…
　
　外にでてみたら
　うわ〜〜銀世界〜〜
　積もってますよ
　しっかりと…
　
　くろいくるまが
　しろいくるまに　変身している…
　
　もう4月も17日だというのに〜〜
　びっくりですね！
　
　

　イラストは、
　“ヒョウふらし”サンドロ

「どれかひとつを えらぶのって つかれまふ〜〜」

　ほしいものが　ある
　めのまえにたくさん　ある
　
　これちょーだい
　といえばいい
　
　でも、
　中から
　ひとつをえらばなければならない
　
　かんがえても
　かんがえても
　どれにすればいいのか
　わからない。
　
　まようだけで
　ちょーぐったり…
　

　

 

 　いま、機械をいろいろ物色中で
　まさにわたしが、こんな状況です。
　ふぅ〜〜
　まず、さきに、自分のCPUを交換したい…(^^;

「せいやくのない人と、しごとがはやい人は、たのしいことがいっぱいなのだ」（ブルーマ学校へ行く-5）

　「ここまでしかやっちゃいけない」
　といわれると　つまらなくなる
　
　「すきにどんどんやってもいい」ときは　
　なにをやってもけっこう　たのしい
　　
　つまり、なにかをするのに
　「とことん　やっても　いい　ひと」は
　「すこししか　やっては　いけない　ひと」よりも
　たのしいことが　いっぱいなのだ
　
　
　5時間かかるものを
　「2時間でやりなさい」と言われると
　ものすごくつらくなる
　
　でも、
　1時間でできるものなら
　「2時間でやりなさい」と言われても
　たのしくできる
　
　つまり、もし制約をうけるなら
　「はやくできるひと」は
　「おそいひと」よりも
　たのしいことが　いっぱいに　なるのだ
　
　

「快適にねむれていますか？」（ブルーマ学校へ行く-4）

　毎晩
　快適に眠れていますか？
　
　まくらが　たかすぎやしませんか？
　まくらが　かたすぎやしませんか？
　
　シーツは　きもちいいですか？
　ふとんは　あたたかいですか？
　
　ねむるときに　しずかぎてやしませんか？
　うるさくて　ねつけなかったり　していませんか？
　
　つかれすぎて　はみがきせずにねていませんか？
　
　ねるまえに　だいすきなおかしを
　たべちゃったりしていませんか？
　
　あさは
　太陽とともにめがさめていますか？
　ねぼうして　あわててとびおきたりしていませんか？
　
　ねぶそくで
　ひるま　うとうと　していませんか？
　
　勉強にさしつかえないていどに
　ぐっすり
　たっぷり
　ねてください
　
　

「学生は短時間で膨大なことがらを吸収するから急激にのびるのだ。が、」（ブルーマ学校へ行く-3）

　学校に通う時間は
　ほんの数年という短い時間
　学生は
　その短時間で
　膨大なことがらを吸収するから
　急激にのびるのだ
　
　が、
　
　いま学生でないのに
　おなじように
　学び続けている人たちは
　とてつもなく強力なのだ
　
　

「未知のモノにむかいあうのって 基本的に たのしみなことなのかもね」（ブルーマ学校へ行く-2）

　じぶんが
　あたらしい学校に
　入学する時って
　どんなきもちだったかなぁ…
　と
　回顧してみる
　
　まだ会っていない学友への
　期待と不安…
　
　授業内容に対する
　期待と不安…
　
　あたらしい習慣に
　すぐなじめるかどうか　…の
　期待と不安…
　
　でも不安より
　期待の方が大きかった気がする
　
　未知のモノにむかいあうのって
　基本的に
　たのしみなことなのかもね
　
　

「ブルーマの あたらしい 大いっぽ」（ブルーマ学校へ行く-1）

　つくることがだいすきなブルーマ
　
　専門のがっこうにいきたいって
　いっしょうけんめい
　べんきょうをしていたブルーマ
　
　そしてついに
　がっこうでべんきょうできることに
　なったんだって！！
　
　よかったね　ブルーマ
　おめでとーー
　
　とおくにいっちゃうのは
　さびしいけど
　いままでだって
　おこもりしているブルーマとは
　メールでおはなししていたものね
　いままでどおりだよね
　だいじょうぶだよね
　からだにきをつけてね
　げんきでね
　
　

ほうこくを聞いて　びっくりしたリーテの図　　　

「たまには あたらしい さんぽみち」

　たまには　あたらしい
　さんぽみちをあるいてみるといい
　
　あたらしいさんぽみちで
　おもいがけない
　お気に入りの場所が
　みつかるかったりするものだ
　
　たまには
　いつものお気に入りの場所をはなれて
　しらない道にはいってみるといい
　
　おもいがけない
　たのしいことに
　であえたりするものだ

　

　未知のものをつかっておどろかすのは
　とてもかんたん…(^^;　　の図

 

「くりかえしのいとなみも くりかえさないいとなみも」

　季節・きせつで
　まいとし　くりかえされる
　いとなみもある
　
　はじめてのおとずれる
　おどろきやよろこびもある
　
　くりかえしのいとなみも
　　　おおいにたのしみ
　くりかえさないいとなみも
　　　おおいにあじわう
　
　そんなふうにして
　年輪をかさねよう
　
　

「ひとってこんなにあたたかいんだなあ〜〜」

　きょう
　スペースシャトル「ディスカバリー」のクルーが
　宇宙ステーション「ISS」にのりこむようすを
　「Ustream」という
　インターネット上の
　“動画共有サービス”を通して
　中継で見た
　
　宇宙空間に
　ぽつりと浮かんでいる「ISS」
　単独飛行で、地球からやってきた
　「ディスカバリー」

　そこで出会いったクルー達のすがたを見ていて
　「ひとって　なんてすてきなんだろう〜〜」
　「ひとってこんなにあたたかいんだなあ〜〜」
　って　いつもよりずっといっぱい
　ほこほこ感じた
　
　それは「ずっとおぼえていたい」と思う
　すてきな感覚だった
　
　

“いっしょ”のちからか、はたまた“トキ”のちからか

　ひとりですると
　べつに　たのしくないことも
　トキといっしょだと　たのしい
　
　ひとりですると
　つまらないようなことまで
　トキといっしょなら　たのしい
　
　いっしょって　すごいなぁ〜
　トキって　すごいなぁ〜
　
　

「おくりものって なやむよね」

　［サンドロ］
　こんどは
　なにやってんだ？
　
　［リーテ］
　あのね
　プレゼントにね
　なにをあげようかな〜
　って
　まよっているの
　
　

「結論 時計の上では時間がおそくて トリさんの上では時間がはやかった」

　時計の上では
　1分が
　ながかったね
　1分が10分くらいかかったね
　
　トリさんに乗って飛んでいる時間は
　じつは1時間も飛んでいたはずなのに
　すぐについちゃったよね
　1時間が10分くらいになっちゃったよね
　
　

「時間がいちばん遅くなるところ（サンドロの反論）」

　［サンドロ］
　おめ〜は
　時間が時計から発生してると
　おもってんのか？
　か〜〜っ
　ぜんぜん　ちげーよ
　
　時計のことなんか忘れて
　熱中してるときが
　いちばん早く時間がたつもんだろうが！！
　
　逆に、いちばん時間が
　おそくなるところは
　時計の上だよ
　
　［リーテ］
　時計の上って？
　
　［サンドロ］
　ま、ここ（時計の針の上）に
　いてみろ
　すっげぇ時間がたつの
　“おそく”感じると思うぜ
　
　

　［リーテ］
　す…ごい
　おおきな“とけい”だねぇ…
　あのハリが戻ってきたら
　一分なのね
　…

「時間がいちばんはやく来るところ」

　［リーテ］
　これはね
　じっけんなの
　“とけい”のそばにいるとね
　“じかん”が早く来るとおもうんだ〜〜
　
　［とりさん］
　ぼうず
　“とけい”のそばにいると
　“じかん”がはやく来るのか？
　
　［リーテ］
　うん、
　たぶんね
　
　だからきっとね
　“とけい”から
　とおいところに行けば
　“じかん”がくるのは
　ゆっくりになるとおもうの　
　
　［とりさん］
　まあ…そうなのかもしれんが…
　
　そりゃあ　ずいぶんと
　検証するのがむずかしい実験だなぁ
　
　

「えらくなること」では、成長をつづけられない

　自分の行くべき
　「理想のイメージ」を
　しっかり持って
　そこにむかって歩こう
　
　「えらくなること」を
　「理想のイメージ」にしてはダメ
　「お金持ちになること」を
　「理想のイメージ」にしてもダメ
　
　それらを「理想のイメージ」にして目指していると
　いつか道がなくなって行き止まりになるから
　
　でも、
　りっぱな「理想のイメージ」を持って歩いていても
　少し成長すると
　「いい気ぶん」がやってくる
　誘惑の土地に誘い込もうとする
　そこに入り込むと出られなくなるから
　謙虚な気持ちで　とおりすぎよう
　
　うそをつかず
　正直に歩こう
　「理想のイメージ」を持って
　成長の道を歩き続けよう
　
　今年も元気に
　また
　旅だとう
　

「生まれたときには 家に水道の蛇口があったからなぁ〜」

　きょうは
　いろんな
　「みず」のおはなしを
　よんだよ
　
　とくに印象にのこったのは
　野口さんの宇宙ステーションでのお話し
　
　歯のみがきかたや
　カラダの洗い方…
　
　そうだよね…
　宇宙ステーションの中では
　お水って
　かなりたいせつだよねっっっ
　
　いま　じぶんがこまっていないものって
　ついついぜいたくに使っちゃうんだけど…
　もっともっと
　たいせつにしなくちゃな〜〜
　いのちのおみず