火の山でおしおき
彼らにとって、“火の山”は
こわーーい、こわーーーい、
おしおき場
つづきのおはなし([20]ぼっちゃん帰宅《3話》)をみる>>>
↓以下のリンクは「にしもりちよこからのご挨拶」です
火の山でおしおき
彼らにとって、“火の山”は
こわーーい、こわーーーい、
おしおき場
つづきのおはなし([20]ぼっちゃん帰宅《3話》)をみる>>>
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そうだ!
おもいだしたぜ!!
おれらんちにあるぜ
おまえのもの!
え、そんなわけないですやろ
ぼっちゃんのものなんて
あんさんの
おたくにあるわけ…
ところがさ
あるんだよ!!!
警察から贈られた
感謝状ってやつが!!
「あきらめない」かぎり
夢は実現する
「あきらめな」ければ
前進できる
でもいっぽうで…
「あきらめな」ければ
誰かを傷つけるかも知れない
「あきらめない」ことで
つらい思いをするかも知れない
そのマイナス面をかくごして
あきらめずにいれば、
おわってしまうこともないのだ
瞬間移動の時は
目的地が見えるほうが
より確実にいどうできる
それから、パワーストーンは
ちからをたすけてくれるから
今回の入り口はパワーストーンにしよう
さあ、トキがとらわれている
“火の山”のみえるひろばに
ぼっちゃんのパワーストーンをセットして
いざ救出にしゅっぱつだ
“さいごのしょくじだ”ということも
“ここが牢獄だ”ということも
“死刑場だ”ということも
何も知らないトキ
突然、めのまえにあらわれた
ごちそうに とまどうトキ…
このパン・・・
あやしすぎ・・・
せやからな、トキはんへの最後の食事に、
“ぼっちゃんのパン”を
混入して届けようちゅうてはりますねん
そりゃいいけど、うまく、そのパンを
トキの食事にまぜられるのか?
それはだいじょうぶなんですわ
“牢獄厨房(ろうごくちゅうぼう)”の料理長は、
かつて、あっしが軍にいたときに
下っ端料理人だったやつなんですわ
百聞は一見にしかずや
こうして「ぼっちゃんの消しゴム」を
はなれたところにおいておくやろ
んで、 わしが「ぼっちゃんのえんぴつ」を
もっとくやろ
ええか、あんさん、ぼっちゃんのしっぽ
はなさんと、しっかりつかんでてや
あ、そうか
あんさんは、ぼっちゃんのワザのこと
しらんかったんか
ワザっちゅうのんは
あんさんところのコトバでいうたら
「超能力」のことですわ
あ〜〜、こりゃこりゃ失礼しましたなぁ〜〜
今日のぼっちゃんの授業は
1時間目=生物
2時間目=調理
3時間目=発声
でした
1時間目の生物では
いろんな生物を育成して観察します
ぼっちゃんがだいすきな授業です
2時間目の調理では
食べたいものを つくれるので
ぼっちゃんがだいすきな授業です
3時間目の発声は
まだよく発声できないので
あまり好きではありません
こどものコトバって
発声が未成熟で
うまく言えなかったり
オリジナルのルールだったりするから
他人にはわかりにくい
だけど そのルールさえわかっていれば
こどものコトバもよくわかる
ぼっちゃんのコトバ
おっさんにはわかるらしい…
「すんません」ですむのなら
たぶん 警察いらないし
きっと オキテもいらない
おそらく 統治もいらない
そして 宗教もいらない
「すんません」だけでは
かなしいかな
秩序(ちつじょ)は たもてないのだ
超テキトーな作戦とは あのダーティな勝利のことです>>>
人の話していることば を
りかいできても
じぶんが話せないと
伝えられない
だから
話すおべんきょうは
とってもだいじ
ただいま 発声れんしゅうちゅう
<<<まえのおはなし([18]ルビーのまほうのカバン《7話》)をみる
つかまったのは
なんと……トキ!
どうなるんだ?
どうなるんだ?