リーテが、
標語なんだか
命令なんだか
それとも書き初めなんだか
よくわからないものを
壁に張りました
みんなが
「これは何だ?」
とたずねると
リーテは言いました
これはね、
ぼくの決意なの
あのね、
「がっかりしたこと」は
「がっかりしたっていうおもいで」
になっちゃうでしょ?
「がっかりしたおもいで」
をおもいだすと、また
「がっかり」しちゃう
でしょ?
「がっかり」が
「がっかり」をよんで
またまた
「がっかり」になって…って
ずっと、ずーーーっと
つづいちゃわないようにする
方法がこれなのよ
サイショの「がっかりのおもいで」を
とにかく つくらなければ
ダイジョブなのよ!
だからね
わすれないようにね
書いてはっておくの
ね、ね、
いいとおもうでしょ?