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びるぼっちゃんは
デビル王国の王様のひとりむすこ
偉大な父上と、三人のおねえさんと
やさしい母上と
教育係のおっさんと
たくさんの家臣たちと
幸せに暮らしている
びるぼっちゃんも「まいご」になって
偶然、サンちゃんやリーテたちに出会った
あれは、ぼっちゃん1歳の
お誕生祝いの旅の途中のことだった…
今では
サンちゃんの家に遊びにくるのが
びるぼっちゃんの最大のたのしみ
がんばってお勉強をした後で
公務もがんばると
ご褒美にちょっとだけ
サンちゃんたちの世界に
遊びにくることが許される
びるぼっちゃんとの出会いのお話しは
[おそらをとんでやってきた]にて 2008/06/30〜>>>
まいごちゃんちは
いつもこうして警護がたくさん
どうしてこんなに
たくさん警護がいるのかっていうとね…
まいごちゃんのおじさんは発明家
エネルギーだって生み出せちゃう発明家
だれも思いつかない“もの”や“方法”を生み出せるのが発明家
だれもできないことができるのだから
すごいのだ
エネルギーを生み出せるっていうのは
なかったエネルギーを発生させることができるのだから
すごいのだ
すごいっていうのは
価値が高いということなのだ
価値の高いものは
だれだってほしい
その価値の高いものを
わるい方法でほしがる“わるいやつら”が
どろぼうとか
誘拐とか
さまざまな方法でやってくる
そんな“わるいやつら”から
身を守らなければならないから
まいごちゃんちは
いつも大勢で警護をしているのだ
価値が高いのも
たいへんなんだ
シタッパドリさんは
ゼンイエネルギーの収集係で
みつばちがミツを集めるみたいに
あちこちで、ゼンイエネルギーを集めるのがお仕事
集めたそのエネルギーを
会社にもって帰って
会社でそれを
別の使いやすいエネルギーに
変換して貯めているんだって
リーテ
「へぇ〜〜〜〜、それを
電力会社に売ったりもできるんだね!!!
すごいや〜」
シタッパドリさんは、
リーテたちにまったく話していないはずのことが
筒抜けになっていることに
びっくり仰天!!
「ド・ド・ド・ド・ド・ド・
ドウシテソンナコトマデ
ワカッチャッテイルノデスカ!!!???」
リーテ
「クロちゃんはね
人のココロの中が見えるんだよ。
で、見たことやわかったことを
ぼくたちのココロに直接つたえてくれるの
だから
ここでは、クロちゃんに
“ないしょにしといてね”
っておねがいしないと
ないしょにはならないのよ」
マンタ
「お初にお目にかかる。
せっしゃ マンタと申す。
先日は、お嬢をばお助けいただき、ありがたきこと至極。
まずは、お礼申ししんぜる。
せっしゃ、シャチョーが用心棒でござるが、
今宵は、まいごお嬢が護衛にて参り申した。
じつは、
まいごお嬢が叔父上シャチョーは、
先日お嬢が、こちらにご厄介に成り申したお礼にと、
今宵こちらに伺う算段にあったのでござるが、
急な野暮用にて、
いささか遅らるることとあいなり申した。
まいごお嬢、先にうかがうとおっしゃるがにて、
拙者ども護衛もお共してまいった次第でござる。
叔父上シャチョーが、こちらに伺うまで、
何卒お待ち下されい。」
※要約
「はじめましてマンタと申します。
先日は、まいごお嬢さんを助けてくれてありがとう。
わたしは普段はシャチョーの用心棒。
今夜はまいごお嬢さんの護衛。
先日のお礼のために
まいごお嬢さんのおじさん(シャチョー)が
少し遅れて来る予定なんだけど、
先にまいごお嬢さんをおつれしました。
シャチョーが来るまでちょっと待ってて下さい。」
※訳
ちてあげたわよ = 来てあげたわよ
あのとき家に帰って以来
はじめての
まいごちゃんとの再会だ〜
以前のお話しはこちら
[38]まいご